諏訪地域振興局企画振興課です。

　突然ですが、みなさん「どじょう」を食べたことはありますか？

　どじょうと聞くと江戸っ子が食べるイメージがあり、私はいままで食べたことがありませんでしたが、先日はじめて食べさせていただく機会がありましたのでご紹介します。

　茅野市玉川にある「どじょうハウス阿弥陀亭」です。
　阿弥陀亭は、区内で200年にわたって地元で獲れたどじょうを食べていた文化を復活させ、まちづくりに生かそうと2019年に発足した「玉川山田どじょうプロジェクト」の方々が運営している交流施設です。
　令和３年度の地域発元気づくり支援金事業を活用して古民家を改修し、地域の方々が気軽に集まれる場として阿弥陀亭をオープンさせました。

　以前から一度行きたいと思っておりましたがなかなか行くことができず、やっと念願がかないました！

　中に入るとマスコットキャラクターのAMI～DA？と水槽のどじょうがお出迎えしてくれました。

　はじめてのどじょう料理ということで、若干緊張していましたが、お店の方々が温かく出迎え、料理の説明や、食べ方までレクチャーいただき、勉強しながらおいしくいただきました。

　から揚げ、すき焼き、柳川鍋といろんなどじょう料理をいただきましたが、私のおススメはから揚げです。食べる前は独特のクセや臭みがあるのかなと予想していましたが、そんなことは全くなく、すごく食べやすかったです。
　どじょうの味を他の食材に例えようと考えてみたのですが思いつかず、今まで味わったことのない味でした。みなさんにもこの例えようのないおいしさを味わっていただきたいです。

　どじょうだけでなく松茸のお吸い物、馬刺し、馬肉のすき焼き、等の新鮮な山の幸、さらにはデザートにガレットもいただき、幸せなひと時をすごせました。

※どじょうのからあげ
　食感がよくおつまみにおススメです。

※ガレットの上にはクイーンルージュとシャインマスカットが綺麗に並んでいました。

　古民家を改修したオシャレな雰囲気を出しつつも、どこか懐かしい感じが残っており、実家で食卓を囲んでいるような感覚で、さらに阿弥陀亭の人たちのおもてなしが温かく、いつまでも居たくなるような居心地がよいお店でした。
　店主のお話では、阿弥陀亭は飲食だけでなく、地域の体操教室の場としての活用も予定しているとのことで、地域の人の元気づくりの場になっていると感じました。