2022.11.08 [ わたしたちの仕事 ]
次期県総合5か年計画策定に向けた意見交換会(教育)を開催しました。
みなさんこんにちは、企画振興課です。
企画振興課では、現在次期長野県総合5か年計画の策定を進めています。
その計画の策定に向け、様々なご意見をお聞きするため「佐久地域つながろう・つなげよう意見交換会」を10月19日に開催しました。
テーマは「佐久地域の高等学校について」として、佐久地域で公立・私立の学校関係者や保護者、教育委員会事務局等、教育に関わる7名の方にお越しいただきました。
佐久地域は、特徴ある幼児教育や小・中学校教育が注目されていて、県内外から人々を引き付けている一方、高校進学や就職で他圏域や県外へ流出してしまっている現状があります。
“子どもたちにとって「魅力ある高校」にするには?”
“多種多様な学びを追求する生徒を高校としてどう支えるか?”
“高校でのキャリア教育をどう考えるか?”
ご参加いただいた皆さんへこのような質問をさせていただき、ご自身の経験を基に様々なご意見をいただきました。
「佐久地域で高校のキャンパスを使って、帰省した大学生がオンライン授業に出席するようなことができるといい。」
「地域の人たちが自由に学校にきて、そこでいろいろなことができる、そんな地域に開放できる部屋が必要。」
「各校にコーディネーターが配置され、地域との連携も進めていき大学との連携も進めていく。そうやって学校とのパイプができればありがたい。」
といった良いご意見やご提案をお聞きしながら、
「どの学校も魅力を作るためにすごく疲弊しているように見える。」
「それぞれの学校の役割のすみ分けはそのままで、それぞれの立ち位置で魅力を出していくことが大事。」
「高校の部活動はいずれ地域の総合型スポーツクラブのような形に流れていくこともあるのでは。」
「高校の特徴を中学生にアピールすることは、地元企業の役割。企業側とか産業側が各高校のスポンサーになり、大手企業に人材を持っていかれぬよう、学校ごと支援していかなければならない」
などの今後の課題等についてもご意見いただきました。
皆様からのご意見をお聞きして、今後の高校教育のあり方についていろんな考えをもって日々取り組んでいるのだと感じました。
約1時間の意見交換でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
まだまだ聞き足りませんでしたが、教育現場の生の声を聞けたことはとても参考になりました。
今後も様々なテーマで意見交換を行い、県民の皆様からご意見をいただきたいと思います。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
意見交換会の概要は、佐久地域振興局ホームページへ掲載していますので、ご興味のある方はそちらもご覧ください。
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