こんにちは!林務課あちゃこです☆
最近は気温の高い日もあり、体調には十分に気をつけなきゃいけない季節ですね!
そんな中、新規狩猟免許取得者やわな猟に興味をお持ちの方、有害鳥獣の農林業被害でお困りの方等を対象として、
3月3日、佐久市内山にあります佐久平国際射撃場で『わな猟捕獲技術講習会』を開催しました。
本講習会は、佐久地域振興局林務課、南佐久地区猟友会、北佐久連合猟友会が主催しました。
当日の様子を報告します!
まず、はじめにわな猟の座学として、法規制や猟具について学びました。
座学の中では、実践講座として、シカやイノシシを年間100頭以上捕獲している現役のベテランハンター(猟友会員)の方から、
わな猟の経験談を聞くことができました。
「はじめは、わなに全く獲物がかからなかったが、我慢強く何度も何度もチャレンジし、自然をよく観察して
わなをかけ続けてやっと獲物がかかるようになった」
というベテランハンターの方のお話を聞いて、何事も工夫しながら続けることが大切だなと改めて思いました。
そして、実際に射撃場の近くの山林をお借りしてくくりわなの実技講習を行いました。
シカの特性を活かしたわなのかけ方を教えていただきました。
シカは神経質な動物のため、人間のにおいに敏感で、わなをかけるときは人間のにおいがつかないように
ゴム手袋を装着するとか、枝をよけて歩く習性があることから、枝を均等に置き、その枝の先にわなをかけると獲れやすい
などなど、ここまで教えていいんですか?というテクニックまで教えていただきました!!
ベテランハンターの皆さんは、新しい人たちを育てたいということで技術を惜しみなく教えてくれました。
ありがたいことです。
有害鳥獣による農林業被害は平成20年を機に減少傾向ですが、まだまだ甚大な被害があります。
被害を抑えるには、有害鳥獣を捕獲している猟友会の方たちの協力がなければなりません。
その猟友会の会員の皆さんは、高齢化も進み、減少傾向にあります。
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