2021.01.05 [ わたしたちの仕事 ]
五郎兵衛用水の壁新聞をご覧ください!
明けましておめでとうございます 農地整備課のKS43です(^^)/
本年も、どうぞよろしくお願いします。
今回は、佐久市立浅科小学校の4学年の皆さんから頂いた壁新聞についてご紹介させて頂きます
昨年10月に、佐久市立浅科小学校の4学年の皆さんを対象に、五郎兵衛用水の見学会を実施したことをお伝えしました。
児童の皆さんは、この見学会以外にも五郎兵衛用水についての学習を行っており、例年であればこの壁新聞を使って、地域参観日に発表会を実施しておりました。
しかし、今年は新型コロナウイルスの感染対策としてこの機会は失われ、壁新聞は五郎兵衛用水の管理者である「五郎兵衛用水土地改良区」に預けられておりました。
せっかくの成果をお披露目出来る場所は無いかと相談を頂き、1クラス7班分×2クラスの14枚全ての壁新聞を、合庁ホールの展示スペースに掲示させて頂いた次第です
児童の皆さんが一生懸命学んだ成果、是非ともご覧いただければと思います。
さて、自分も講師として見学会に随行しており、その内容は気になるところです!
いくつか目を引いた記事について、ご紹介させて頂きます。
「己を忘れて他を利する(忘己利他:もうこりた)」とは、天台宗の教えにある言葉です。
天台宗を信仰していた五郎兵衛翁は、この思想に基づいて、私財を投げ打って用水を築いたのでは、とも言われています。
これは見学会にて、土地改良区の中澤理事長より説明を頂いた部分です。
配布資料を後で書き写しているだけでは出てこない記事ですね
集落の中で、水田の面積に応じて3つに分水される水路の幅について克明に記載されています。
また、過去に五郎兵衛用水が、農業用水だけでなく、生活用水としても使われ、正に村人たちの生活を支えていた事についてもしっかり記載されています
こちらの記事は、昔くねくねしていた水路が、現在は真っすぐに整備された理由や技術について、記載しております。
この部分は見学会で、直接児童の皆さんから質問されて、自分が答えた内容です
やはり、自分が説明した事がしっかり伝わっていて、記事にしてもらえると嬉しいものですね
最後は手前味噌となってしまい恐縮ですが、お固くなりがちな話を、子供らしさあふれる表現でまとめております。
また、一生懸命大きな紙に取り付いて記事を作る児童の皆さんの姿を想像すると、微笑ましい気持ちになります。
佐久の現在の姿の基盤を築いた先人の偉業を、子どもたちの目線を通して少しでも感じて頂けたらと思います。
是非とも足をお運びください!
(掲示期間 令和3年1月4日(月)~1月15日(金)まで)
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