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~用水のみなもとを訪ねて~

五郎兵衛用水の源水を見てきました!!
~用水のみなもとを訪ねて~

みなさんこんにちは~~~😊🤗😁🙂😑
農地整備課のリンリンです!!💕🥰💖💛💓
暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか??🥵🤦‍♀️🍧🍨🍦🌡💦🍉
熱中症などにはくれぐれもお気を付けください🍹☀🌞

 

さて、農地整備課では7月2日(水)に五郎兵衛用水土地改良区主催の
五郎兵衛用水の源水視察に参加しました!!
源水とは、農業用水の「出発点」となる自然の水のことです。

 

五郎兵衛用水は、今から380年ほど前に市川五郎兵衛眞親(さねちか)翁が
現在の佐久市浅科の不毛な原野を水田開発するために、
今のような機械力のない時代に人力だけで開削した全長20㎞にも及ぶ用水路です。

この水路は世界かんがい遺産にも登録されているすごい水路です!!
(佐久市HP【「世界かんがい施設遺産」に登録】)
(佐久市HP「五郎兵衛記念館」)

 

まず初めに見学したのは、浅科頭首工(取り入れ口)です。
この頭首工はゴム製のラバーを使ったラバー堰(ゴム引布袋製起伏堰)です。

ラバー堰は、ゴム製の袋を川底に固定し、ゴム袋の中へ空気を送り込んで膨らまし、
川を堰き止め、取水するものです。

の方向に流れる水を、ラバー堰で川を堰き止め、

の方向へ水を流して取水しています。

また、近くには手堀で造ったトンネルである「掘貫(ほりぬき)」があります。
大きな岩に直径1.5mほどの穴が開いており、
水路として利用されていました。

 

次に五郎兵衛用水の源水の見学をしました!!🚌🚍

頭首工から、直線距離で約12㎞、標高1,900mほど蓼科山の山頂付近にあり、
とても涼しかったです!!

この場所は、普段はフェンスと鋼板によって大雨などでも影響がないように守られています。
岩と岩の間から湧き出ているのが源水になります。
湧き出た水はとても冷たくておいしかったです!

先人たちが、今のような機械も電気もない時代に、
手作業で知恵と工夫だけで水を引いた技術にとても感動しました。
私もまだ駆け出しの身ではありますが、
一人の技術者として、人の暮らしを支える技術に携わり、
未来へとつなげていきたいと感じました。

この件に関するお問合せは
佐久地域振興局 農地整備課
0267-63-3149

 

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