下るにつれて、一転して平坦で歩きやすい道に。もう少し早ければカラマツの黄葉が見頃だったでしょうか。
麓から見上げる浅間山(前掛山)もデーンとしていて迫力があります。
さらに少し下ると「賽の河原分岐」へ。「噴火警戒レベルが1」の時のみ、ここから浅間山の火口に最も近づける「前掛山(第二外輪山)」へと登山できますが、現在のレベルは2。前掛山方面には立ち入り禁止です。
「賽の河原分岐」と「湯の平口分岐」の間に、もう一つの「火口から約2km地点看板」があります。(こちらも令和2年10月20日に小諸市が設置)
特に噴火警戒レベルが2の時には、火口からの距離を意識して行動しましょう。
「湯の平口分岐」から、切り立った「トーミの頭」方面。絶壁です。ここからは、急斜面を登って「トーミの頭」へと至る「草すべり」という道が続きますが、今回はそちらには行かず、「火山館」方面へとそのまま下りました。
このくらいの標高(1,800~2,000mくらい)では、ちょうどカラマツの黄葉が見ごろでした!
「火山館」に到着!火山館には館長が常駐しており、自然保護と遭難防止対策の拠点となっているほか、資料展示やシェルター設備も備えられています。また、浅間山登山道内で唯一の登山者用トイレも設置されています。
火山館から少し下ったあたりは、硫黄の臭いが立ちこめ、独特の火山らしい景色が広がります。なんとなく火星のイメージに近い雰囲気があります。(個人の感想)
ずいぶん浅間山が遠くなりました。バイバイ浅間山…
「槍ヶ鞘」の岸壁と…
「牙山(ぎっぱやま)」の岸壁に挟まれ、アルペンムードたっぷりの「かもしか平」を進みます。
この日は残念ながらカモシカさんには会えず…。「かもしか平」の名の通り、カモシカ目撃率の高いエリアです。
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