佐久地域振興局林務課です。

この度、「森林（もり）の里親促進事業　協定調印式」が、小諸市役所で開催されましたのでご紹介します。

今回の協定は、企業・団体から支援により、昨年の東日本台風被害を受けた小諸市内の森林の再生と、地域との交流活動を行う内容となっています。

具体的には、三井住友カード株式会社と一般社団法人モア・トゥリーズの支援により、森林の再生を森林所有者の協力を得て地元の佐久森林組合が担い、企業と地域との交流活動を天狗温泉浅間山荘温泉が担う内容となっています。

地域の森林整備と振興を推進する立場から、地元小諸市、佐久地域振興局も立会人として参加しました。

この事業は、企業・地域・行政のパートナーシップによる森林づくりを目的に、森林保全活動に理解ある企業・団体の皆様と、森林を有する地域との間を、県が仲介役を務める事業で、平成１５年度から取り組んでいるもので、佐久地域では１４件目となります。

調印式の後、天狗温泉浅間山荘近くの森林再生を行う現地に移動し、支援者による記念植樹等が行われました。

被害森林の再生は、１.１ヘクタールの風倒木の片付け（地拵作業）とカラマツの植栽を今年度行い、来年度以降下刈りを行っていく予定となっています。

今回の協定を機に、支援者が森林の再生していく姿を見に訪れ、周辺の自然豊かな地域観光を堪能いただく予定となっています。