こんにちは。商工観光課のまっさんです。
佐久地域・紅葉前線2019の第三弾は、ちょうど紅葉の見頃を迎えている立科町を、ぶらり旅して気ままにご紹介!(撮影日:11月3日)
台風19号では、立科町も河川の氾濫や土砂崩れ、断水などの被害を受けました。当初は、一大観光地である白樺高原までのアクセス道路も通行止めとなっていましたが、すでに通行可能であり、立科町の各観光施設には通常通り訪れることができます!
まずは、旧中山道芦田宿や立科町市街地のそば、古代東山道沿いにある歴史ある古刹「津金寺(つがねじ)」の紅葉をご紹介!
津金寺は、大宝二年(702年)に行基により開山。のちに天台宗の最澄らにより学僧育成の寺「談義所」とされ、僧たちの学問や文化交流の拠点として重視されてきました。
カタクリなどの野草や、秋の萩なども有名で、一年を通して美しい自然を感じることができます。
お寺に入るとまず目に飛び込んでくるのが、裏山に広がる紅葉と、境内が一体になった姿。
境内入口にあるのは、江戸時代に再建された仁王門です。本能寺の変を目前にした1582年、織田信長の兵火に遇い、全山ことごとく消失した歴史があるとのこと。武田信玄とのつながりから、現在の寺の紋は武田菱となっています。(佐久市の龍雲寺や小諸城など、佐久地域は武田信玄との関わりが結構強いです)
苔むした境内。
観音堂へとつながる「かんのんばし」です。
橋を渡った先にあるのは、真っ黄色に黄葉した大きな銀杏の木。
鮮やかな紅葉・黄葉が見頃を迎えています。
津金寺を見学後、ちょうどお昼時だったので立科町でご飯を食べることに。
どうせなら立科らしいものを食べたい、そんなあなたにぴったりなのが、立科町のブランド牛「蓼科牛」を一頭買いして提供している焼き肉店「いっとう」です!
ランチメニューでは、リーズナブルなお値段で「蓼科牛」を楽しむことができます。この日の「日替わり特選ランチ(部位おまかせ)」は、希少部位「ランプ」でした!日替わりランチでさらっと希少部位が出てくるあたり、一頭買いのお店ならではです。
ランプは腰のあたりみたいです。とっても柔らかくて美味しい赤身肉でした。
2018年に、いっとうの角田社長に蓼科牛の特徴やお店のこだわりなどをインタビューさせていただいた記事もありますので、興味が湧いた方はこちらもどうぞ!
お肉を堪能した後は、市街地から白樺高原へと車を走らせ、高原の紅葉も満喫しました!(白樺高原への道中、県道40号諏訪白樺湖小諸線では、台風の影響でところどころ片側通行箇所があるものの、問題なく通行できます)
白樺高原から蓼科スカイラインを通り、さらに標高が高い「御泉水自然園(ごせんすいしぜんえん)」へ。
※行き当たりばったりで行ったまっさんは偶然、滑り込みで入れましたが、「御泉水自然園」は冬期期間閉園となります。現在、今年の開園期間は終了しているため、来年の参考にご覧ください。なお、園内にある「蓼仙(りょうせん)の滝」までの道は、台風の影響で通行止めとなっていました。
来訪時期の遅さや台風の影響もあるのか、カラマツの黄葉は落葉気味であり、モミジやツツジが目を楽しませてくれました。
御泉水池の透き通った水面に、カラマツが映り込みます。
自然園からゴンドラリフトの方へ歩くと、「女神のそらテラス」へと至ります!
冬は「白樺高原国際スキー場」のゲレンデとなる場所から、女神湖や北アルプスを一望してまったりできる素敵なテラスです。この日は、紅葉で鮮やかなオレンジ色に染まった、女神湖周辺の山々を眺めることができました!
※「女神のそらテラス」も、冬期期間は営業しません(というかゲレンデになります)。こちらも今年は営業期間が終了しているため、来年の参考にご覧ください。
実はまっさん、以前も女神のそらテラスに来てみたのですが、その時は霧で真っ白で何も見えず…。今回、紅葉に染まった山々と女神湖、雪をかぶったアルプスまで見ることができ、大満足でした!
以上、今回は津金寺、御泉水自然園、女神のそらテラスなど、立科町の紅葉をぶらり楽しんだ様子をご紹介しました!
御泉水自然園と女神のそらテラスは今期の営業が終了しましたが、今年は紅葉が遅いため、まだ白樺高原や立科市街の紅葉は見頃です!ぜひ皆様も、高原の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか!
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