2018.11.26 [ 佐久のイベント ]
佐久エリア星空観賞会! 身近な「星空・宇宙」を体験!
みなさん、野辺山高原にある「国立宇宙天文台野辺山宇宙観測所」に行ったことがありますか?
私が初めて訪れた時、「まるでSF映画に出てくる宇宙基地だぜ!」とワクワク気分でした。
おっと、自己紹介が遅くなりました。私は商工観光課の星空ネーム「今夜、君に見せたいものがある」です。
さて、今回は11月10日(土)開催された「佐久エリア星空観賞会」の様子をお伝えします。参加者は佐久地域の小中学生26名、その保護者の方18名とたくさんの方々にご参加いただきました。
佐久平駅と佐久合同庁舎からバスに乗り込み、まずは「野辺山宇宙観測所」向かいました。そして、天文台の職員の方とご挨拶して、施設を案内していただきます。
さあ、宇宙基地の探検に出発! 遥かかなたの宇宙空間に向けて並ぶパラボラアンテナを見ながら歩きます。
初めに、4Dシアターで宇宙の謎や不思議を体験しました。 「縦・横・高さそして時間!」 これが4D! 月の成り立ちや銀河などの宇宙空間を旅することができました。
今日この施設をご案内いただいたのは、天文台の衣笠さんと斉藤さんです。
いよいよ、直径45メートルのパラボラアンテナに向かいます。ここから見て、この大きさです。
そばに近づくと、大きさに圧倒されます。
直径45メートルのパラボラアンテナの仕組みを丁寧に説明いただきました。表面のパネルは600枚も敷き詰めてあるそうです。
パラボラアンテナの操作室内も見学。みんな興味津々です。
アンテナの向きも動かしてもらいました。
向きが変わるとさらにその巨大さが実感できます! 何万光年先の宇宙空間から、「ミリ波」と呼ばれる電波をとらえているとのこと。
そのほか、「太陽電波強度偏波計」や「電波ヘリオグラフ」など太陽専門の電波望遠鏡も見学しました。天文台の方に説明いただくと、とても分かりやすく、そしてどんな質問にも答えてくれました。
国立天文台野辺山宇宙観測所のみなさん ありがとうございました。
続いて、バスに乗り込み「うすだスタードーム」向けて出発しました。
「うすだスタードーム」は、子供から大人まで本格的に天体観測が体験できる施設です。特に60センチ反射望遠鏡で、直接様々な星や星座も見ることができます。
ドーム到着後に職員の坪根さんと松田さんからごあいさつがありました。
早速、60センチ反射望遠鏡で秋の夜空の観察が始まりました。
この筒から覗きます。どんな星が見えるかな? 何万光年も先から届く星の光はどうですか?
この本格的な天体望遠鏡で星や星座を観察するなんて、なかなか体験できません!
後半は、スライドを使った秋の夜空のお話をユーモアたっぷりに話していただき、宇宙の壮大さを実感することができました!
さあ、最後は参加した小中学生のみなさんに、今日の体験を絵日記として書いてもらいました。
みんな力作ぞろい! 今後、絵日記は大型商業施設等で展示予定です。
今日は、みんなが住んでいる佐久地域の「美しい星空」を身近に体験できたと思います。この佐久地域の星空に誇りを持ちづづけてくださいね。こんなに天体観測施設がある地域は、他にはないよ!
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