こんにちは。
長野農業農村支援センターのFです。
長野地域では、年間30~40名の方が新規に就農しています。
AYCながの、須高農業青年クラブ、長野市農業青年協議会、長野農業農村支援センターの主催により8月21日(月)に「令和5年度 長野地区新規就農者激励会」を土地改良会館で開催しました。
新たに農業を始めた方々と農業関係機関・団体と就農者の距離を縮めるとともに、相互の仲間づくりに向けた契機とするために毎年開催しています。
令和に入り、コロナ渦の影響があり参加人数に制限を設けたり、資料のみ配布としながら条件付きで開催してきましたが、4年ぶりにフルバージョンでの開催となりました。
激励会に先立って行った講演会では「新規就農者における心構え」と題して、須坂市のぶどう農家、渋谷光太郎さんから自身の経営の話をお聞きしました。
渋谷光太郎さんは、千葉県出身で平成25年に就農し、現在はぶどう専業農家として、里親農家としても新規就農者の育成に携わっています。
「ぶどう栽培の中で大事にしたいことは、おいいしいものをつくることで消費者からの評価につながる。仕事だけではなく、ライフワークバランスを大事にしたい。」
「ぶどうの栽培技術を身に着けるため、技術員に栽培技術を教えてもらったり、県のコンクールに出品し、日々努力を怠らず技術の向上に努めてきた。」
「人との出会いを大切にしたい。」
など新規就農者にむけて参考になるお話をしていただきました。
講演会の後は、新規就農者各自が今後の農業経営のめざす姿を語った後、農業委員会や農業経営者協会の先輩方から励ましの言葉をいただき、農業青年クラブの活動紹介と加入の呼びかけなどを行いました。
新規就農者の経営確立については、軌道にのるまでには幾多の困難が予想されますが、その困難を乗り越え、地域農業をリードする農業者になることを期待しています
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