少し時間がたってしまいましたが、ご報告いたします。
10月31日(木)、長野市立芋井小学校の学校林活動にお邪魔しました。今回が4回目ということで、講師の伊藤吉治さんが指導に来てくださるのも今日で最後。さらにブランコが完成予定ということで、駆けつけないわけにはいかないのですが、筆者は別件があり途中からの参加になってしまいました。
・・・・すでにブランコが立っていました!
しかし、この状態にたどりつくまでに、大変な苦労があったということでした。ブランコの脚を埋めるために深さ30cmほどの穴をみんなで掘ったそうですが、とんでもなく大きな石柱のようなものが出てきて掘削は困難を極めたそうです。これを聞いて、筆者は今年通った黒部ダムのトンネルを思い出してしまいました。
そして、さらに難関が待ち受けていました。
寝かせた状態で仮組し、ボルトを通す穴を開けたのですが、立てた状態で組み立てようとすると、最後のところでどうしてもうまくかみ合いません。新たに穴を開けなおしたり、柱どうしがぶつかっているところを削ったり、細かい調整が必要でした。
ブランコをぶら下げる横棒もかなりの重量だし、梯子に上ってドライバーを使うし、ということで、吉治さんと伊藤先生が中心になって作業しました。子どもたちはブランコの脚が揺れないようにしっかり押さえる役割です。
無事、組み立てが終わり、ブランコをぶら下げます。
さあ、完成か?!と思った瞬間、、、、、
一番乗りは、なんと伊藤吉治さん!!苦労を乗り越えて完成したからか、本当にうれしそうな笑顔でした。
6年生メンバーも次々に試乗します。みんなホントにうれしそう。
伊藤先生も満足そう。もちろん、筆者も乗せてもらいましたが、大人でも自然と笑顔になってしまう、、、そんな味わいのある素晴らしいブランコになりました。
この後は、ブランコの足をしっかり固定する作業等を経て、全校児童へのお披露目を行う予定です。
ここまで6年生の一連の活動を見ていた低学年から、室内でも遊べるミニブランコを作ってほしいという依頼がすでに来ているそうです。6年生たちは「卒業記念品として制作する!」と意気込んでいます。
森林組合伊藤吉治さんの指導は今日で最終日でした。9月に始まった”ブランコプロジェクト”もひと段落、ということで伊藤さんへの感謝を伝えるメンバーのみなさんでした。
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