みなさまごきげんよう。林務課のwです。
今回は、本庁林務部のM&Mさんたちといっしょに、飯綱町立飯綱中学校で環境問題に興味をもつ生徒さんたちに、森林整備の概要や重要性、県内・飯綱町の森林整備についての出前講座をさせていただきました🌲
生徒のみなさんは、すごく熱心に説明を聞いてくれましたよ。感謝です 筆者は久しぶりの授業でドキドキwww
事前にいただいた質問事項(下記)に答える形で講義しました
・世界、日本、長野県、飯綱町で1日にどれくらいの森林が減っているのか。
・このまま森林が減るとなぜ困るのか。長野県は、森林が多いけど・・・。
・森林減少を防ぐ有効な解決策とは。
・どうして長野県は、森林が多いのか。
・長野県の森林は、木質バイオマスに加工されているのですか。
・原生林や天然林は、どうやって保護しているのですか。
・なぜ人工林は、複雑な手入れが必要なのですか。
・主に何が原因で森林が減っているのか。
・森林の間伐に1haあたり12~22万費用がかかるそうですが、なぜそんなにかかるのですか。
・森林減少を食い止めるために、中学生でもできることは何か。
中学生のみなさんは、森林が減っていると感じているんですね~。
Mさんの説明によると、日本の森林の面積はほとんど変わっておらず、むしろ木の成長によって木材として利用できる量(森林蓄積)は毎年増え続けているんですね~🌲🌳🌲
しかし、世界では過剰伐採、農地の開発、山火事などで、低緯度地域(主に熱帯多雨林)で、毎年東京ドーム110万個分の森林が減少していることは事実です
これらのことからも、国産材を利用することが大変重要なんですね
また、間伐にかかる費用が高いのでは?と感じている生徒さんもいるようでした
そこで、チェーンソーで伐採する様子を動画で見てもらい、みなさんなら1本いくらで伐るか考えてもらいました。
保育間伐(伐った木を運び出さず、森林内に置いてくる方法)の例では、日給16,000円で1日40本伐るので、1本あたり400円で伐らなければならないんですね
危険と隣り合わせの仕事としては、筆者は安すぎると感じてしまいます
一通り説明をさせていただたいた後に、屋外へ移動し、森林整備の現場で(資源量調査や木材の材積調査のために)大活躍しているドローン(森林づくり3号機)が飛行する様子を見てもらいました
予想どおり?生徒のみなさんは、興味津々の様子
あっという間に高度100mまで上昇する様子に歓声が上がっていました
ちょっと目を離すと見失ってしまいますね~
そして、ずっと上を見ていると首が痛いww
操縦してみたい人~?という声に、「やってみたーい!」と手を挙げたのは意外に?女子のみなさんでした
ドローンの金額を聞いちゃったから、男子は遠慮したのかな??
コントローラーは直感的に操作できるし、かなり高度な安全設計がされているので落ちることはまずありません
簡単に操縦することができますよ~!!
空中から記念撮影をして今回の出前講座を終了しました
飯綱中学校では、すれ違う生徒のみなさんが大きな声で「こんにちは!」と言ってくれます
すごく良い気持ちで学校を後にすることができました。
ありがとうございました!!
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
長野地域振興局 総務管理課
TEL:026-234-9500
FAX:026-234-9504