こんにちは!農政課のライターMです。
「釣り」を観光資源と捉え、釣り⼈にとって魅⼒ある釣り場を構築するなどして、釣り客を誘客することで、河川・湖沼の漁業や観光等の振興を図る地域に対して、県がお手伝いする「釣―リズム信州」事業が、千曲市内で本格的に始まっています。
H30.10.1~H31.2.15に千曲川の大正橋から万葉橋間で、冬期ニジマス釣り場を開設して釣り客を呼び込もうという取組で、この区間は持ち帰りを禁止するキャッチ&リリースの区間に定め、限られた資源の有効活用を図っています。
10月6日(土)には、戸倉上山田温泉近くの千曲川河川敷で放流オープニングイベントが開催され、千曲市や更埴漁業協同組合の関係者ら約30人が集まりました。
冒頭の主催者挨拶で、千曲市戸倉上山田地域協議会の小林会長(千曲市農林課長)は「(かつてはアユ釣りに訪れる釣り客が所狭しと竿を垂らすなど、千曲川と市民の距離が近かった)千曲川を千曲市民の生活に取り戻すために御協力をお願いしたい」と力強く話されました。
続く主催者及び来賓の挨拶に次いで、手配したニジマス90キログラムが届くと、集まった関係者を代表して数名が一斉にバケツで体長25センチ程度のニジマスを川に放ったほか、漁協関係者が残ったニジマスを何箇所かに分けて、大きなバケツに汲んだ魚を放流しました。
妻、7歳の小学2年生男児及び5歳の年中の女児を連れて釣りに来ていた千曲市内の男性は「冬期間にニジマスを放流する事を知って来た。これまで別の地域で釣りをしていたが、これからは毎週末でも来てみたい」と笑顔で話していました。
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