新年あけましておめでとうございます、商工観光課T澤です。
長野地域振興局では「ながの果物語り」と題して、長野の果物を活用した地域振興を推進しております。
この「ながの果物語り」の一環としてインバウンド(外国人観光客誘客)促進に取り組む中で、白馬村のパウダースノーを求めて長野を訪れる外国人旅行客の皆さまをターゲットとして、地獄谷のスノーモンキーと長野の美味しい果物を味わっていただくツアーが催行されましたのでご紹介します。
白馬村では、スキーを目的に平均1週間程度滞在する中で、せっかく長野に来たのだからスキー以外も楽しみたい!というアクティブなお客様に向けて、白馬発の様々な日帰りバスツアーが催行されています。中でも大人気なのが、長野オリンピックを期に海外メディアから注目を集め、雑誌「LIFE」の表紙を飾ったことにより一躍世界的に有名になった地獄谷の温泉猿「スノーモンキー」。
このスノーモンキーと、長野地域のおいしい果物を使ったお菓子作りを組み合わせて、インバウンドの長野地域周遊につなげたい、という狙いで、当地域振興局としても関係事業者の皆様に働きかけて、この度の企画が旅行商品として実現しました。
白馬発のバスツアーを数多く手掛けている白馬観光開発㈱白馬山麓ツアーズ様が実施主体となり、お昼ご飯+果物を使ったお菓子作り体験の場所として、㈱ミールケア様が運営されているレストラン「みーるんヴィレッジ」のご協力をいただきツアーが催行されました。
こちら、地獄谷の温泉につかるお猿さん・・・・を見に来る外国人観光客の皆様!!
個人旅行客や他からのツアー旅行客の方々でごった返しており、地獄谷は様々な国から訪れる英語、中国語、韓国語、日本語が入り混じる不思議な空間でした。
ですが、みんなの心はひとつ。「サルが見たい!!」温泉に入りながらくつろぐ、毛づくろいする、暴れるスノーモンキー達に向けてシャッター音が鳴り響きます。
なかには温泉ではなく、温泉を運ぶ管に集まるお猿さんたちも・・・かわいいですね
お猿さんたちと戯れた後は、美味しいご飯と果物を使ったお菓子作りを体験するためにみーるんヴィレッジへ!
みーるんヴィレッジでは、敷地内で栽培した野菜を使ったサラダや郷土の文化を伝える郷土料理、地域の果物を使ったデザートなどを味わうことができます。
ビュッフェ形式で食べたいものを選ぶことができるため、ビーガン、ハラール、ベジタリアンといった、宗教・信条上食べられないものがある方やアレルギーをお持ちの方も、お食事を存分に楽しむことができます。
何度も繰り返し料理を取りに行くインバウンドの皆さま。
また、みーるんヴィレッジでは食事だけでなく、野菜や果物の栽培・収穫体験も実施しています。
中でも、冬に収穫できるのはイチゴ!信州大学と提携して開発した、季節を問わず糖度の高いイチゴをハウス栽培しています。
名前(品種名)は「かぐや姫」といい、光り輝くようなイチゴです。なんとも美しい名前ですね。
ケーキ作りに使うイチゴは別にとってあるので、今日は一粒だけ・・・「あま―い!」
そして、このあまーいイチゴを使ったケーキ作り。
タルト型にカスタードを敷いて、イチゴをのせて、ラズベリージャムで艶をだしたら、さらにその上には生クリームをたっぷり絞ってまたイチゴをのせて・・・真剣作業ですよこれは。
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