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大座法師池の歴史
この池は標高約1,000mに位置し、夏場でも冷涼な気候や、池に映る飯縄山の景観、周辺に残された手つかずの自然が来訪者を魅了し、多くの観光客が訪れています。このように、観光地としての知名度が高い大座法師池ですが、本来は「農業用ため池」として、古くから長野市浅川周辺の農業の発展に多大な役割を果たしてきました。池の築造時期は定かではありませんが、延宝2年(1674年)には既に水利権を得て水を利用していたことが明らかになっています。この大座法師池にはその名にちなんだ伝説があります。その昔、『だいだらぼう』というとてつもない大男がいました。この大男が飯縄山を海へ放り投げようと思い、山に手をかけ「うんしょ、こらしょ」と顔を真っ赤にして足を踏ん張った途端、『だいだらぼう』の足がずぶっと地面にめり込んで、大きな足跡ができました。この足跡に水が溜まってできたのが大座法師池であるというものです。また、法師が飯縄山から飛び降りたときの足跡であるという伝説もあります。実際に地図で見てみると、池の形が足跡のように見えます。飯綱高原を訪れた際には観光を楽しむのと共に、このような伝説に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。(出典:農の営みをささえる 信濃の疏水)
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