2014.07.25 [ まちづくり長野地域の【暮らし】 ]
建築現場から地域の今が見えてくる・・②「須坂千曲保育園」
こんにちは、建築課のフミです。
現在進行形または竣工したばかりの建築現場から、世の中の動きを見ていこうというこのシリーズですが、今回のブログリニューアルに伴い、タイトルを変更しました。(気づいたあなたは、長野地方事務所のブログ通です!)
一般の方にお披露目されるより早く、私たちが拝見してきた建築物を、リニューアル後も、気の向くままに紹介していこうと思います。
第二弾は、「須坂千曲保育園」の竣工現場です。
これは、須坂市発注の工事で、須坂市中島の地籍において長年使用された保育園の敷地を移し、移転新築するという計画です。
天気の良い日に現場検査を行いました。 「須坂千曲保育園」の表札がまぶしく反射します。
真新しい園舎の完成を、青空が祝福しています。
正面玄関を入ってすぐのホール天井を見上げると、太い梁が力強く出迎えます。
梁には県産唐松材、柱には県産杉材が使用されているそうです。
天井が高く気持ちよい空間の遊戯室(講堂のような場所)です。
廊下には、準不燃の処理がされた唐松材が腰板として使用されています。 木に囲まれる贅沢、良いですね~!
庇の下にあるウッドデッキのようなかわいらしい屋外廊下には、県外産の桧が使われているそうです!
最近では、公共建築物の木材利用促進が図られ、木質空間とすることにより人への温かみも生まれ、床や腰壁等にふんだんに木材が使用されたこの保育園は、子供たちが感性豊かに育っていくようにとても感じられました。
素晴らしい園舎に生まれ変わった「須坂千曲保育園」へは、既存保育園から8月中にお引越しされる予定とのことです。
園児や保護者の皆様、新しい園舎がもうすぐ使えるようになりますので、楽しみにしていて下さいね☆
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