2015.02.26 [ 長野地域の【自然】 ]
千曲川のほとり(その3) 地域の協働活動
農地整備課のMM3010です。
私の住む「千曲川のほとり」にまつわる話の、今回は第3回目です。
私の住む地区では、洪水時への備えとして、毎年6月から10月までの第3日曜日に、地区内の水路、水門、排水ポンプの試運転等の水防点検を実施しています。
過去には平成16年10月の23号台風のように、10月の水防点検後に出水という想定外のこともありました。
平成18年7月豪雨の時は、現在の雨水ポンプ場がなかったため、内水排除には備え付けの水中ポンプでは事足りず、可搬式排水ポンプ7台を増設して30時間の連続運転となりました。また、鳥居川の水位があまりにも高かったため、堤内地盤からも水が湧き出してきました。千曲川の堤防補強と同時に、鳥居川の堤防補強も必要です。
▲黒パイプが水中ポンプ、オレンジが可搬式排水ポンプです。
▲内水を鳥居川に排除しているところです。
現在では雨水ポンプ場ができたため、今後は可搬式排水ポンプを使用することもなくなるでしょう。
しかし、施設の維持管理や水防活動は、地域の協働活動として住民自治協議会や消防団を中心に、今後も続けていかなければならないと思っています。
▲雨水ポンプ場の制御盤
▲ポンプ場の除塵機
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