林務課です。
先日3月2日に、戸隠森林植物園の管理運営に関わる団体の約30名が集まり、園内に設置された小鳥の巣箱の調査・清掃を行ないました
巣箱は毎年4月に戸隠中学校の生徒さんたちが北信森林管理署と合同で園内に設置しており、現在では300個以上もの巣箱が園内に点在しています。
春にまた営巣を始める小鳥たちに使ってもらえるように、毎年この時期に巣箱の清掃活動を続けています。
市街地では雪も融けてきましたが、この日、戸隠森林植物園内はまだまだ2mもの積雪がありました
ですので、スノーシューを履き、園内に点在する巣箱を一つ一つ捜索するところから作業は始まります。
見つけた巣箱の中身を確認し、小鳥やネズミなどが集めた落ち葉や苔があれば取り出し、また春から使ってもらえるようにキレイにします
この巣箱の中には小鳥の卵の殻が入っていましたが、殻の残り具合などから、残念ながら孵化しなかったようでした…
小鳥が営巣に使用した形跡は例年1割ほどの巣箱で見られます。
また、今年は見られなかったのですが、冬季の巣箱にはヤマネやヒメネズミ、ヒミズなどが入って冬を越していることもあります
園内の生きものたちの生活に深く関わっている巣箱を、今後も大切に管理していきたいと思います
皆さまも戸隠森林植物園を訪れた際には、ぜひ巣箱にも注目してみてください
戸隠森林植物園についての詳細はこちらから!
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