農地整備課のMKです。
先日「長野県ゼロカーボン戦略」が策定されましたが、農業分野でもCO2削減のために様々な取り組みを行っています
今回は、高山村における「生ごみリサイクル」を活用した有機堆肥作りの現場を紹介させていただきます
りんごやぶどうなどの果樹栽培を基幹産業とする高山村では、昭和50年代より家庭や旅館などで排出される生ごみや、家畜糞を原料とする堆肥作りの取り組みを行っています。
その堆肥作りを行う施設がこちら
昭和57年に開設された、高山村地力増進施設です。
村内から集められた家畜糞や生ごみ
集められた家畜糞や生ごみを混合し、脱水処理などの前処理を行った後は、こちらの「撹拌機(かくはんき)」(自動操縦走行)で発酵させます。
ゆるーいスピードで発酵プラントの中をくるくる回転するこの機械、93mの距離を1.2m/分の速度で一日一往復するそうです
堆肥になった肥料はこのように袋詰めされ「フクイハラコンポ」として村内のJAで販売されています
このように堆肥を使った土づくりをすることで、地球温暖化防止につながり様々な生態系の保全にもつながります
現在農地整備課では、一連のプロセスをより効率的に循環できるよう、老朽化した施設の更新・整備に取り組んでいます
人と自然にやさしい高山村ならではの農業の取り組み、ぜひ一度現地に足を運んで肌で感じてみてくださいね!
【環境保全型農業への挑戦(高山村HP)】
https://www.vill.takayama.nagano.jp/docs/468.html
【長野県ゼロカーボン戦略について】
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/keikaku/zerocarbon/index.html
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