ほっと9(ナイン)ながの 長野で働くスタッフが、長野地域の9つ(ナイン)の市町村の「ホット」な魅力をご紹介!(長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、飯綱町、小川村) 私たちの日々の仕事の話、「ほっと」一息つける癒しの裏話、きっと役に立つ暮らしの豆知識、おすすめ絶品グルメ…などなど、ここでしか出会えない”ながの”のすがたをお見逃しなく!(旧「ほっとスタッフブログながの」)(写真:信濃町 黒姫山の冬)

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#ながの果物語り 長野発!傾斜樹園地のスマート農業を目指して

農地整備課のカチコチSです。

長野市若穂綿内の傾斜樹園地で「スマート農業」の導入を見据えたほ場整備が始まります。

この地域「綿内東町」は北西に傾斜する扇状地で、水はけと日当たりが良く、寒暖差を活かし、高品質のりんごを栽培できる適地です。

棚田のように小さな農地が幾重にも折り重なる土地では、手間を惜しまず精力的な農業が営まれていますが、機械化の遅れや農家の高齢化により遊休農地が目立ってきました。

作業機械や新わい化などの省力品種の導入、さらにはICT技術で労働時間を短縮する「スマート農業」の時代が到来していますが、これに対応できない状況です。

「このままでは座して死を待つのみ」と危機感をもった地元農家が立ち上がり、農家の費用負担を求めない新しい制度「農地中間管理機構関連農地整備事業」を活用し、ほ場整備を行ってスマート農業を展開できる農地に再整備することになりました。

 

新わい化りんごの作業風景(左)と現在の営農風景(右)

 

10月14日、スマート農業導入への大きな一歩になるほ場整備工事の起工式がありました。

地元実行委員会と施工会社の主催により、関係する団体など50名ほどが参加して、秋の晴天の下、厳かに行われました。

事業化までに全ての農用地に中間管理権を設定、8割以上を認定農業者に集積、現在収益のあるリンゴの成木等を伐採しなければ工事ができないなど、高いハードルに挑み続けてこの日を迎えた関係者にとって、本当に感慨深い日になったと思います。

また、工事の安全を祈願するとともに、生まれ変わった農地でたわわに実る果物が収穫される光景が一日でも早く訪れるよう取り組む決意を新たにする場にもなりました。

 

  

 

この工事では区画の拡大(平均作付面積1,000m2未満→3,100m2)、勾配修正(現況約15%→計画約10%)を行います。これに並行し、別工事による畑地かんがい施設の整備を順次進める予定です。

ちなみに「ながの果物語り」は「しあわせ信州創造プラン2.0」の長野地域計画で、果樹を軸とした地域活性化の取組です。

こちらも是非ご覧ください。

https://www.pref.nagano.lg.jp/nagachi/nagachi-kikaku/oudanntekikadai/index.html#kudamono

緊張してカチコチな文章になっちゃいました(++;

次回からやわらかく書きたいと思います。。。

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