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長野地域の花き紹介~ユーフォルビア・フルゲンス~

こんにちは。農政課のしゃっぽです。
長野地域の花きを紹介するシリーズ。今回は“ユーフォルビア・フルゲンス”をご紹介します。
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鮮やかな色彩と優雅に弧を描く姿は、11月~1月の季節を彩りクリスマスやお正月に人気です。
長野合同庁舎には、11月30日~12月10日まで展示していました。

全国的に希少な品目のユーフォルビア・フルゲンス。
メキシコ原産のかわいい花です。
JAグリーン長野管内が全国一の生産量です。(全国シェア95%)
現在は、長野市篠ノ井と若穂で4件の生産者の方が栽培されています。
産地を守っていくためにも栽培戸数を増やすことが喫緊の課題です。
年間生産量は、9万5千本(H27)です。
ユーフォルビアDSCF3099

ユーフォルビア・フルゲンスはデリケートな植物で、栽培管理で重要になるのは温度と日照時間です。ハウス内を15~18度に保って育てます。夏場は遮光をすることで地温の上昇を抑え、苗の活着を促進させます。冬場は加温機で温度管理がされています。

短日植物なので日照時間が12時間未満でないと花芽を形成しないため、11月の出荷に向けて9月から約2ヶ月間、1日の日照時間を9時間に制限します。方法は、ハウスの天井に黒いビニールフィルム等を設置し、夕方4時に閉めて暗黒状態にし翌朝7時に開けるのです。

5個の花弁のように見えるのは、苞といいます。花を守る器官を指します。苞の色は、赤・黄・オレンジ・白・ピンクなどがあります。鮮やかな苞を形成させるためには守るべき花が必要で、花芽を形成させるためには短日処理が不可欠なのです。9月から出荷までの2か月間、毎日欠かさず日照時間を制限することで美しいユーフォルビア・フルゲンスが咲くのです。
ユーフォルビアDSCF3095

ユーフォルビア属には、クリスマスの花で代表的なポインセチアも入ります。
ユーフォルビア属の特徴は、茎葉を切ったときに白い液体(ユーフォルビン)を分泌することです。
この白い液体は、炭化水素系のテルペン類を含み植物によって強弱はありますが有毒だそうです。
触ると手がかぶれる人もいるそうですので気をつけましょう。
切り口

ユーフォルビア・フルゲンスの花言葉は「協力を得る」です。
栽培管理や栽培戸数拡大などで生産者とJA、普及センター等の協力が必要なんです。
また、フラワーアレンジメントでは、動きを作る花として他の花を支える役割を担っています。
寒い季節に鮮やかで可憐なユーフォルビア・フルゲンスを見ると心が温まり癒される気がします

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