こんにちは。林務課のA2です!
夏の行楽シーズンを迎えるこの時期、キャンプや登山により山林等へ立ち入る機会が増えるため、ツキノワグマと出会う機会が急激に高まることが予想されます。
自然豊かな長野県では、森や林はクマの生息地でどこにいてもおかしくありません。
クマは、長くて鋭い爪や犬歯があり、力も強いので、一撃で大ケガをしてしまいます。
そのため、クマと出会わないことが一番大事です
では、クマと出会わないためにどうすればいいのでしょうか
これをすれば絶対に大丈夫という方法はありませんが、最低でもこれだけは押さえておきましょう。
- クマを意識しよう
市町村によるクマ出没情報や新聞記事などから最新のクマ出没情報を知り、クマに会う可能性を認識しておきましょう。 - クマ鈴、ラジオ、笛などを携帯しよう
クマは聴覚や嗅覚が人より優れています。人の気配を感じたクマは自ら避けてくれます。クマ鈴、ラジオ、笛など音の出る物を鳴らしながら行動しましょう。 - 朝夕の単独行動は避け、複数人で行動しよう
朝夕はクマが活発に活動します。この時間帯に山中に入ることは避けましょう。また1人ではなく、複数人で行動しましょう。 - 周囲を確認しながら移動しよう
釣りやキャンプで渓流沿いを移動する場合は、水の音でクマも人もお互いに気付かず、思わぬ距離まで接近してしまうことがありますので注意が必要です。 - 里にクマを寄せ付けない
トウモロコシやプルーン、モモなどがおいしい季節です。一度おいしさを覚えてしまうと餌付いてしまい、その場所に執着し人に見つかることも恐れなくなるなど人身事故の可能性が高まります。畑や果樹園の周囲には電気柵を設置したり、ヤブを刈り払うなどクマを寄せ付けない対策を取りましょう。
また、生ゴミもクマのエサになりますので、野外にゴミを放置しないことが大切です
みなさん、クマと出会わないようにお気をつけください!
このブログや記事に関するお問い合わせ窓口
長野地域振興局 総務管理課
TEL:026-234-9500
FAX:026-234-9504