林務課のSです
今年は4年に1回のクマの大量出没の恐れがあると県野生鳥獣被害対策本部が注意を促しているところですが、長野地域でも昨年を上回る目撃情報が寄せらています
その対応で担当者が出ずっぱりなので、今回は代打での投稿です
クマの大量出没は、ふつうならクマが山に帰る9月の下旬以降も出没が治まらないという形で発生し、いつもは出てこない人里にも出てくることから、人とのバッタリ遭遇も増え、事故の多発につながってしまいます
クマが冬ごもりするために食いだめすることが必要なドングリが凶作の年に起こるといわれています
山のドングリの実りを人間がなんとかすることはできませんが、「いざという時」に備えておくことは無駄ではありません
長野市ではクマなどの野生鳥獣の出没等に備え、地域の方や学校を対象に「長野市イキモノ学」講座を開いています
講座には当課の職員も講師として協力しています
クマなどの野生鳥獣の習性や付き合い方を少しばかり学んだからといって、被害を確実に防げるかどうかは保証できません
しかし、少しでも準備しておけば被害を避けることができるかもしれません
また、「いざという時」には、知っている場合と知らない場合で大きな違いになるかもしれません
皆様のお住いの地域や学校でもいかがでしょうか?
実際に今年、大量出没が起こるかは現時点ではまだわかっていません。
現在、全県的にドングリの実りの調査が行われており、今後、その結果に基づき予報が出される予定です。
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