皆さん、こんにちは。林務課のw&BS&WRです。
ようやく梅雨も明け、いよいよ本格的な夏がやってきました。皆さんいかがお過ごしですか。
今日は、暮らしの中に自然の素材である「木🌳」を取り入れる、少しだけカッコいい暮らしを提案させていただきたいと思います。
皆さんは「ゼロカーボン」という言葉をご存知ですか?
ざっくり言うと、企業や家庭から出る二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを減らし、森林🌲🌳🌲よる吸収分などと相殺して実質的な二酸化炭素排出量を2050年(令和32年)までにゼロにすることで「カーボンニュートラル」とも呼ばれています。
これを受けて、長野地域振興局では、県長野合同庁舎に勤務する職員のゼロカーボンに向けた取組のきっかけ、実践の一つとして
「みんなで木づかい」ゼロカーボンプロジェクト
を始めました。
その取組の内容をちょっとご紹介します。
皆さんはご家庭や職場で、どのような箸をお使いですか?? 中には、割り箸やプラスティック製のもの、また金属製のものをお使いの方もいらっしゃると思います。
そこで、これらを(県内で生産された木材を使用し、県内で作られた)木製のものに替えることで、可燃ごみを減らし、環境負荷を小さくしていけるのでは?と考えました。
さらに、箸を木製のもの(中には漆を施したものも!)に替えることで、食事中も趣を感じながら心豊かなひとときを過ごすことができ、お弁当の味もちょっとおいしく感じられるのではないでしょうか。
[うるし箸 木曽の華]
ひのきに何度も漆をすり込み、丈夫にしてあります。持ち手部分に
胡桃の粉を使用した独特な仕上げ。軽くて持ちやすい箸です。
このように、暮らしの中の一部分でもちょっと目線を変えることで、環境への負荷を減らし、未来を担う子どもたちに一層豊かで安全安心な社会を残していくことが可能となるのです
皆さんも是非お小遣いの一部で素敵な木の食器を購入し、カッコいい暮らしを実践してみませんか?
[ひのき曲げ輪タンブラー]
長野の木曽地方で作られるこの曲げわっぱは、拭き漆仕上げ。
木の素材と天然素材のみで、意外と水にも強いんです。
漆は、使ううちにだんだんと色が綺麗に薄く、透けるように変化します。
珍しいサイズ(径7.6 cm× 高7.6cm)の、小さな曲げわっぱ。
『みんなで木づかい』ゼロカーボン推進プロジェクトを開始します(PDF:753KB)
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林務課 普及係
三石和久(課長)千村広道(担当)
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