2021.02.17 [ 長野地域の【暮らし】長野地域振興局 ]
交通死亡事故現地診断・検討会に参加しました
こんにちは。総務管理課のITです。
先日、須坂市において実施された交通死亡事故発生に伴う現地診断・検討会に参加しました。
現地診断では、令和2年12月17日(木)に須坂市大字小河原の踏切において発生した事故現場にて危険箇所を実際に確認し、その後の検討会において、警察所から死亡事故の状況説明があり、道路環境的・人的問題点を取り上げ、改善点や交通事故の再発防止について協議しました。
今回の事故は、80代男性の軽乗用車と長野電鉄普通列車の衝突によるもの。事故当時は、前日の積雪の影響で付近の道が一部凍結していたことなども事故の要因の一つと考えられます。
また、実際に事故現場を確認したところ、踏切が交差点に近い場所にあるため、危険を感じました。こうした場所を運転する際には、通常の交差点を運転する際に比べ、注意が必要です。
(事故現場の様子:須坂市大字小河原1054番地先踏切)
こうした悲惨な事故を二度と起こさないために、運転の際は、以下の点について注意をお願いします。
○踏切を渡る際の注意点
- 警報機が鳴りはじめたら、停止線で停止して列車の通過を待つ。
- 踏切の横断中に遮断機が降りたら、落ち着いて速やかに脱出する。
- 踏切内で自動車が動けなくなったら、警報機の非常ボタンを押す
また、最近の遮断機は、簡単に押して動かすことのできるつくりのものが多いとのこと。もし踏切内で停止してしまった場合でも、躊躇せず、壊してでも外に出るようにしましょう。
○冬場の運転の注意点
- 路面が積雪 ・ 凍結している場所や日陰 、 橋の上 、 トンネル等の凍結のおそれが ある 場所では、 あらかじめ 速度を落とすとともに 、 前車 と十分な車間を保ちましょう。
- スタッドレスタイヤの一般的な使用期間は 3~5年と 言われていますので 、 早めの交換を心掛けましょう 。
○高齢ドライバーの方の注意点
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