こんにちは！企画振興課のBIWAです。

さて、今回も、今年度の元気づくり支援金活用事業を紹介していきたいと思います

今回、ご紹介するのは旭ヶ丘地域づくり推進プロジェクトの「松川河川敷　東日本台風災害からの復興」事業です。

旭ヶ丘地域づくり推進プロジェクトは、須坂市旭ヶ丘を中心として、地域住民の方のボランティアによる地域づくり活動を行う団体さんです。
朝市・売店チーム、松川河川敷活用チーム、農地活用チームなど、様々なチームに分かれて地域課題に取組んでおられるほか、こどもとの世代間交流による地域活性化等にも尽力いただいています。

こちらは、地域住民から愛されるお散歩道であり、とても穏やかで美しい風景を楽しめる「松川　四季の道」です。晴れた日には11の山が眺められる絶景ポイントもあります。

（電線がなく自然の風景だけを楽しめるというのも大きなポイントとのこと。）

今でこそこのような素敵な風景を再び楽しめるようになった松川河川敷ですが、令和元年東日本台風災害の際はかなりの被害を受けました。地域住民で植えてきたお花や、整備してきた高水敷も水害に巻き込まれたとのことです。
プロジェクトのみなさんは、この松川河川敷を再び地域住民の手で再生しよう！と立ち上がり、少しずつ復興に取り組んでこられたとのこと。昨年度からは元気づくり支援金も活用して、さらに様々な活動に取り組んでいます。みなさんの活動の甲斐もあり、今ではまた、お散歩できるようになっています。

今回は、イベントを開いたりみんなの憩いの場となるような「オアシスのような場所」をつくるべく、この河川敷の一部のスポットに、プロジェクトのみなさんと松川小学校６年生（２クラス約44名）のみなさんが芝を張る活動を行いました。また、これに合わせて松川水系や千曲川、地域の自然や眺望できる山々のことについて学ぶ「自然勉強会」も実施。

元学校の校長先生である講師・西村先生のお話を青空の下で熱心に聞くみなさんです。

芝張りも、初めての体験ということでみなさん「楽しい！」「面白い！」ととてもにぎやかに、行っていました

わからないところはプロジェクトのみなさんがフォローし、協力しながら作業をして…本当にあっという間に予定地が芝でいっぱいになりました。

芝を含め、この河川敷はプロジェクトのみなさんを中心として地域で管理をしながら、これからも地域活動やイベントを行って大切にしていくとのことです。

ぜひこの素敵な風景を楽しみに、松川河川敷を一度訪れてみてはいかがでしょうか。

「地域発　元気づくり支援金」は、このように、地域を元気にする取組を支援する補助金です。
県や局でなかなか対応できない地域の活動などでも、効果的に活用できます。令和５年度の「地域発　元気づくり支援金」の申請についての相談も、受け付けています。申請をお考えの方は、お気軽にご相談ください！

長野地域振興局　企画振興課
TEL：026-234-9501（直通）