2014.11.14 [ 子ども・若者長野地域の【暮らし】 ]
長野地域での防災訓練を実施しました。
地域政策課のTSです。
■長野県内での度重なる災害
平成26年は、2月の大雪に始まり、7月の台風8号、9月の御嶽山噴火と全国ニュースのトップになるような大きな災害が相次ぎました。予測のつかない災害に、どう対応していくべきなのか、現場での体験談に、目を凝らしている日が絶えない年になってしまいました。
このような災害に備えるべく、長野地域でも毎年、大規模な災害を想定した防災訓練を長野県災害対策本部長野地方部で実施しています。今年は、市町村の方々とも連携し、長野地域広域防災訓練として県からの情報連絡員を実際に派遣する訓練も合わせて実施しました。
■長野地方部訓練での図上訓練(11月11日実施)
災害の想定は、糸魚川-静岡構造線北部の活動層によるマグニチュード8の大規模地震を想定したものです。平成13年度に長野県で実施した基礎調査の被害想定をもとに、長野市でも震度7を計測する災害にどう対応するかを、図上で検討するという訓練です。
私たちの生活の中でもそうですが、普段体験したことのないような事態に遭遇した時に自分がどう行動すべきか、わかっているようでわからない部分が多いものです。防災関係者においても、毎年のように災害対応をしていても、予測がつかないような大規模な災害に遭遇すると、自分では予想していなかったような事態が発生し、当たり前にできていたことができなくなる状況が生じます。
今回の訓練は、状況付与型図上訓練という訓練で、被害の状況を疑似体験し、災害時のマニュアル等を検証し、いざ、災害が起きたときに、予想していなかった事態に対応できるようにするための訓練です。
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