2018.03.20 [ 子ども・若者長野地域の【暮らし】 ]
深いな~子どもの居場所づくり
皆さまこんにちは総務管理課県民生活係のMCです。
3月12日の「子供の貧困対策マッチング・フォーラムin長野」
翌13日の「信州こどもカフェ開設・運営コーディネーター養成講座」
翌々日14日の「信州子どもカフェ推進長野地域プラットフォーム全体会」と3日間連続で子どもの居場所づくりを考える講座に出席しました。
一人の大人として、子どもたちに何ができるのか、どう支えたら良いのか…考える、考えさせられる、そして力をいただいた3日間でした。
「子どもの貧困対策マッチング・フォーラム in長野」では、国、長野県、長野市の取り組みをお聞きし、基調講演では、立命館大学の桜井教授のお話しをお聞きしました。
生活保護世帯で育った子どもの約25%が大人になってから生活保護の受給者となっているという調査結果があるそうです。
貧困の連鎖を断ち切るためには、孤立を防ぎ家庭内における文化的な貧困から脱却することが必要とのことでした。
この言葉を私なりに考えてみた結果、多くの大人が子ども達と関わることが大切だと感じました。
パネルディスカッションでは県内で活躍する4団体が登壇しました。
◆ 古本買取・販売による寄付の仕組みを構築しNPOなどの支援を行う「株式会社バリューブックス」
◆ 若者の自立を支援する民間の教育施設を運営する「認定NPO法人侍学園スクオーラ・今人」
◆ 生活困窮者やひとり親家庭を多角的に支援する「NPOホットライン信州」
◆ 企業の立場で子どもの居場所作りを支援する「JAながの」
各団体の活動内容は違うけれど子どもたちを思う気持ちはひとつだと感じました。
「第3回信州こどもカフェ開設・運営コーディネーター養成講座」では、講座最終回を迎え具体的な個別プランの発表・交流会が行われ、これからこどもカフェを開設しようと考えている参加者が個々のプランを模造紙に記入しプレゼン方式で発表しました。
それぞれ、地域の課題を踏まえたプランが考えられていて、子どもの居場所開設にかける熱い思いが伝わる内容でした。
オブザーバーの実施団体の方からは、有償ボランティアの人件費に補助金を充てる計画になっているが実際には、人件費は補助金の対象外なことがほとんどなので、他の方法を考えた方が良い等、具体的なアドバイスがありました。
居場所の内容も中高生を対象とした「哲学カフェ」など今までにない新しい居場所の計画もあり、聴いている私もわくわくして、参加してみたい気持ちになりました。
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