2018.05.29 [ 長野地域の【環境】 ]
平成30年度豊かな環境づくり長野地域会議運営委員会、総会及び講演会を開催しました。
こんにちは、環境課のMです。
豊かな環境づくり長野地域会議では、5月23日(水)に30年度の運営委員会、総会を開催しました。
平成29年度の事業報告、監査報告、30年度の事業計画案等について審議をしていただき、議事について全て承認いただきました。
アレチウリ駆除やごみ拾い等の環境美化活動への協力等、本年度も取り組みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
休憩をはさんで、講演会を開催しました。
今年度は、長野県環境保全研究所の堀田昌伸専門研究員に「長野県における外来生物の現状と対策 ~わたしたちにできること~」と題してご講演いただきました。
講演では、長野県内の外来生物の現状等について説明していただきました。
県内にも哺乳類では、アライグマやアメリカミンク、鳥類では、ガビチョウやソウシチョウ他、植物では、アレチウリ、オオハンゴウソウ他多くの外来生物が生息している現状に驚きました。
外来生物は、アライグマのようにペットとして持ち込まれて野生化し、農作物を荒らしたり、元来の生態系を損なう場合もあったりなどの問題があります。
私達一人一人の行動が大切だとのことで、私達にできることの三原則も教えていただきました。
①影響を及ぼすおそれのある外来種を入れない
②飼育・栽培している外来種を捨てない
③すでに野外にいる外来生物を他地域に広げない
講演会には当地域会議会員の他に、自然保護レンジャ-などの方にご参加いただき、有意義な講演会になりました。ありがとうございました。
<参考>
*外来生物:過去、現在の分布域から、人為的に域外に導入されて、そこで野生化した動物・植物をはじめすべての生物を外来生物という。
*特定外来生物:国が「外来生物法」に基づき指定したもの
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