2016.01.20 [ 長野地域の【農業】 ]
―長野県農業大学校― 特別講義ありました。
農大eじまんの農大レポートです。
13日午後は、1,2学年一緒の特別講義でした。
講師は、米の輸出を進めている、風土Link(株)の笹平達也社長さんです。
風土Link(株)は、それまでは八重原米研究会として輸出を進めていましたが、昨年会社組織となりました。
米の価格低迷や転作補助金が少なくなる中で、販売額の確保をねらって輸出を開始しました。
話題となっているTPPの大筋合意のなかで、今後農産物の輸入が増える事が心配されてますが、それを逆手にとって海外に打って出るという、新しい発想での展開です。
国も農産物の輸出を推進しており、昨年度は最高の輸出額であったとも報告されております。
今後はさらに輸出への期待も高まることと考えられます。
ただ、海外市場は、日本との商習慣の違いから、代金決済のリスクなどもあり、いろいろな課題もあるようです。
農大の学生は、実際には経営としての農産物の生産・販売は行っていませんので、今回はちょっと応用編のテーマだったかもしれませんが、農業経営者になればいずれ考えるテーマでもありますので、この授業は絶対大切です。
勉強って、いま必要なくても、人生のいろいろなタイミングで必要になることもあり、積極的に情報を取り入れ、考えていくことは大切ですよね。
農大では、将来の経営に必ず必要な知識や経験を学生に授けています。(^^)v
将来、農大の学生からも、笹平社長さんみたいにグローバルな活動をする人が出ることを期待しています!!!!
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