森と木の家をつなぐ見学会 その1「クイズ編」はこちら
さて。「森と木の家をつなぐ見学会」バスツアーで行われたクイズ覚えておられますか?
正解はご覧の通り!
Q1,4番 Q2,5番 Q3,1番 Q4,3番 Q5,3番 Q6,1番 Q7,4番
いかがでしたか?何問正解でしたか?
このクイズの最高得点者は4問正解の方でした。
その方には、間伐材で作られたワイン立てがプレゼントされました。
あ〜〜おしかった!!
私は3問正解。。。残念だったーーー(笑)
と、楽しいひと時を過ごしているうちにバスは長和町の間伐現場へ到着しました。
バスを降り、ヘルメットを受け取り、ここからは徒歩で山へ…
間伐する木を実際にチェーンソーを使って伐り倒すのを見学です!
木を倒したい方向に「受け口」を開けます。
受け口は、木の半径の1/3〜1/4程度の切り込みです。
地面と水平の切り込みと、そこから30〜45℃ほどの角度をつけて空間を作って伐っておきます。
反対側から「追い口」と呼ばれる切り込みを入れると、先に開けた「受け口」がつぶれ木が倒れるという仕組みです。
枝がはっている分、周囲の木の枝などを打ちおとしながら木が倒れていきます。
チェーンソーの機械音の後に、木のミリミリという音、枝と枝がぶつかる音、地面に木がたたきつけられる音、ざわっと落ち葉が震える音…
様々な音が森に響き渡りました。
1本の木を伐るだけで「自然」を感じる事ができました。
間伐した木は2m、3m、4m、の三種類に伐られて出荷されます。
ただし、建築用として使えるのは真直ぐな木で20?以上のもののみ。
それ以下のものは、「土留め」に使用されたり、もっと細かいものや曲がっている木材はパルプとなります。
こうして間伐することにより、森に差し込む光をコントロールするのだそうです。
最終的に収穫する木の成長を促すと同時に、森そのものも健康な森となるというわけです。
また、最近話題のペレットは、端材だけでなく枝や葉からも作られるそうです。
無駄なく利用されるのは素晴らしいですね!
参加者からは、そんなペレットがもっと身近な場所で手軽に買えるようになるといいなどと言った意見も出されていました。
植林→下草がり→間伐・枝打ち→伐採→製材(柱等の木材)
こういったサイクルで流れるそうです。
実際に山に入ってみて、そのサイクルの一部を体験したわけですが、材木になったものは見たことがあっても山にある木を伐り出すところはなかなか見る機会などないので、良い体験をさせていただきました!
さあ。この木が次に運ばれて行くところが次の見学場所です。
おっと。その前に先ほどのクイズとは別にもう一問!
植林→下草がり→間伐・枝打ち→伐採→製材(柱等の木材)
このサイクルは、1サイクルするのに何年かかると思いますか?
この答えも次回書きますね!では、いよいよ木が材木になる工程を見学に行きますよ〜♪
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