白水先生の専門でもある歴史的に見た山村の実態についてお話をお聞きしました。
車座になった会場で、柔らかい語り口とともに「山村は後れた農村だったのか?」というテーマで、古文書などの史料から読み解いた山村の姿を語っていただき、改めて「山は豊富な資源がある」ことを認識できたと感じました。
こうして、16日間に及ぶ林業士入門講座の最初の3日間が終わりました。
受講生の皆さんは、それぞれの地域に戻り、改めて林業士としての自分の目指す姿や、そのための歩み方を考えるきっかけになったことと思います。
この先、受講生の皆さんがどのように地域と関わっていくのかは、これからもご紹介していきたいと思います。
なお、今回、講師を引き受けていただいた白水智さんは、20年近くにわたって栄村で調査研究に従事されており、これまでの成果を活かし、地域の資源をさらに掘り起こす学びの場として、今年度から始まる『秋山郷常民塾』の塾長に就任されました。
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