信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

上伊那木づかい運動展示会を開催中!

<上伊那の森林レポート>
 森林整備によって生産される地域木材の利用推進を目的とし、県民の皆様に身近に木のぬくもりを感じてもらえるよう、「木とふれあう時間」をテーマとし、地域材を使った建築部材や木製品、木製玩具の展示会を、伊那市の伊那合同庁舎県民ホールで開催しています。face02
 
 展示期間は1月23日(月)から27日(金)まで。

 建築部材ではフローリング材を展示。上伊那地域に多いアカマツを使ったフローリングは、色目も赤く温かみが感じられます。また、昨年度開発されたヒノキのフローリング材も展示しています。
 
 木製玩具等の展示には、家具・木工職人のグループ「ウッドフォーラム伊那」の皆さんにご協力いただきました。同グループでは、新生児の誕生記念に木製のおもちゃを贈るウッドスタート事業を展開しており、幼少の頃から木に触れる生活を提供しています。(協力:唐木木工所・家具工房ボスキ・宮原漆器工芸・どうぞのいす)

 

 
 地域の木材からできた木製品は、ぬくもりのある作品ばかりです。
 カラマツのちゃぶ台、シナノキの椅子、長谷産カラマツの椅子、ヒノキの椅子など、家族団欒の部屋を木の香りでやさしく迎えてくれます。

 森は、二酸化炭素を吸収して木の幹などにたくわえます。森が生み出す木材を上に使うことで、二酸化炭素の増加を抑えることができます。樹木の約50%を炭素が占めており、住宅等で木を使うことは炭素の貯蔵庫を作ることとなり、地球温暖化の防止につながります。また、地域の木を使うことで、山の手入れが進み、災害に強い健全な森林となります。

みなさんの生活にも、木製品を取り入れてみませんか。

上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。

※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ(URLは以下のとおり)からご覧ください。
http://www.pref.nagano.jp/xtihou/kamiina/rinmu/brogkoshin.htm

<本件に関するお問い合わせ先>
上伊那地方事務所林務課普及係
TEL:0265-76-6825
FAX:0265-76-6828
E-mail:kamichi-rimmu@pref.nagano.lg.jp

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