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伊那谷アグリイノベーションのシンポジウムに参加しました

<上伊那の森林レポート>
 9月18日(火)、伊那市において「伊那谷アグリイノベーション推進機構設立準備会」の第1回シンポジウムが開催されました。

 伊那谷アグリイノベーション推進機構(略称:伊那谷AIS=いなだにあいす)は、信州大学農学部が蓄積してきた様々なシーズを地域の企業や各種団体のニーズと結びつけ、産官学連携の取組を強化し、伊那谷地域のグローカル化を牽引する役割を果たしていこうと、来年度の設立を目指し、現在設立準備会における具体的な検討が進められています。

 準備会は、中心となる信州大学農学部をはじめ、地域の企業関係者、地方事務所、自治体などで構成。具体的に農学部にどのような「知の蓄積・ノウハウ」があるのか、大勢の人にまずは知っていただくことが重要ということで、今回のシンポジウムが開催されることとなりました(今年度3回実施される予定)。

(研究成果の展示)

(基調講演)

(パネルディスカッション)

 今回は、「ソバ・雑穀品種開発」と「里地・里山の保全と持続的な街づくり」の2つのテーマで大学側からの発表があり、これに基づき、それぞれのテーマごとにパネルディスカッションが行われました。

 里地・里山保全関係のテーマでは、「景観保全のためには、分野ごとではなく総合的な視点が必要」といった話や、「経済性・効率性を追求するだけでは競争に勝てない。非効率で時間のかかることに意味があり、強みがある」、「日本人の伝統にこそヒントがあるのではないか」といった意見があり、非常に興味深いものでした。

 設立準備会では、伊那谷AISの取組の柱でもある「持続可能な農林業・地域社会」「競争に打ち勝つ農林業」「6次産業化・プレミアム化の信州モデル」「美しい農村の保全」といったテーマを中心に、次回は12月18日(火)、飯田市で開催されます。

 関連HPのURLはコチラをご覧ください。
 http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/agriculture/news/2012/08/48812.html

 上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。

※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ(URLは以下のとおり)からご覧ください。
http://www.pref.nagano.lg.jp/xtihou/kamiina/rinmu/brogkoshin.htm

<本件に関するお問い合わせ先>
上伊那地方事務所林務課普及係
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E-mail:kamichi-rimmu@pref.nagano.lg.jp

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