このブログでも紹介しました「森林(もり)に学ぶネットワーク2010」(以下ネットワーク)に参加しました。
このネットワークは、今から11年前に、信州大学農学部の卒論発表会を聞いた市民が学生の研究をもっと多くの方に知ってもらい、実際に森に係わる活動の役に立ててもらいたいとの考えから始めた会です。
最初は、安曇野市の喫茶店から始まり、県の林業総合センター、朝日村の緑の体験館と実施して、今年度は信州大学農学部での開催となりました。
今年で11回目の発表会は、県内で様々な形で、森に関わっていられる方が参加して開催されました。
初日は、学生さんの発表会と社会人の発表を行いました。
学生の発表の中では、森林の持つ斜面崩壊防止機能について、実際にトレンチ(山の斜面に穴を掘る)調査の結果、樹木の根による崩壊防止機能を安定計算式により判定する方法等について説明があったり、森林を活用した森林学習の結果についての考察等の報告がありました。
また、林業士会の皆様によるまつたけ増産のための手入れ等、実践的な発表もありました。
2日目は、伊那市のますみケ丘をフィールドとして活動している「伊那谷森と人を結ぶ協議会」の活動について、現地で説明を受けました。
ますみケ丘の平地林には、様々な活動により整備がされていました。
また、春の天気が良い日に行きたいと思います。
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