2013.06.11 [ 北信/森林物語 ]
北信春のみどりの少年団活動(その2)
<北信州森林物語>
前回に続き、北信地方事務所管内のみどりの少年団の春の活動の紹介です。
今回、5月24日に行われた山ノ内町西小学校の全校児童参加によるみどりの少年団イベントの様子です。
例年、西小学校では、よませ活性化センターのどんぐりの森公園で、1年生から4年生と5年生から6年生に分かれて、それぞれ森林や木に親しむ活動を行っています。
今回は、1年生から4年生は「森林クイズウォークラリー」、5年生から6年生は「丸太切り体験・工作」を行いました。
【森林クイズウォークラリー】
ウォークラリーは毎年の恒例行事となっています。
制限時間は1時間。問題は3択で、6~7人ずつ12班に分かれてスタート。
昨年は10問を用意しましたが、早く終わり過ぎた班も多かったため、今回は15問を用意。
少し趣向を凝らし、1年生だけで答える問題や、地図に場所を示さない秘密の問題なども用意してみました。
4年生はリーダーらしく下級生を引っ張り、1年生も頑張ってお兄さんお姉さんについていけるよう、小走りで頑張ってました。
45分経過した時点で、ほとんどの班が問題を全て見つけ、集合場所で遊んでます。
秘密の問題も全ての班に見つけられてしまいました。
あぁ、頑張って問題を設置した苦労が…
答え合わせの結果、全ての班が半分以上正解。
引っかけ問題もいくつか用意しましたが、こちらの意図どおりみんな間違ってくれました。(ニヤリ)
【丸太切り体験・工作】
5年生から6年生は、公園内にある「西小の森」の中で、のこぎりを使って丸太切り体験と工作です。
丸太の径は10cm程度。見た目はそんなに太く感じないので、「楽勝!」という子どももいましたが、のこぎりを手に作業が始まると段々と沈黙・・・
チェーンソーや電動のこぎりで切れば話は早いのですが、子ども達にはこうした手作業の大変さを身をもって体験して欲しいものです。
苦労して輪切りにした木は、やすりをかけ、コースターや名札など、それぞれ好きなものに加工しました。
森林県である長野県に住む子どもたちには、「あたりまえに木のある暮らし」の実現に向け、身の回りで木を使うことの大切さを学んで欲しいと思います。
<本件に関するお問い合わせ先>
北信地方事務所林務課普及林産係
TEL:0269-23-0216
FAX:0269-23-0258
メール:hokuchi-rimmu@pref.nagano.lg.jp
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