信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

H23林務部重大ニュース②

<平成23年林務部重大ニュース>

 前日からの続きです。

【4月19日】野生きのこ等の放射能対策を迅速に実施


 特用林産物等の放射能に対する県民等の不安を払拭するため、市町村や生産者・関係団体等と連携して、きのこ、きのこ原木、野生獣肉、樹皮(バ-ク)、薪などの放射性物質等の検査調査を実施し、迅速な公表を行っています。
 また、11月11日に文部科学省から公表された航空機モニタリング調査結果を受け、東信地方の一部に放射性物質の沈着量が高い地域が存在していることから、引き続き検査を実施してまいります。

【4月26日】栄村復興に必要な合板に県有林の木材を活用


 県北部地震で被災した栄村の復興を支援するため、県と、村、べニヤ生産会社など7者が取り交わした「長野県産認証合板確保のための覚書」に基づき、大岡の県有林のカラマツ(約3ha、材積約600m3)を緊急に供給し、栄村の住宅建設に必要な合板を確保しました。
 そして、これまでに10,000枚の合板が栄村に納入され、現地の復興に活用されています。

【6月11日】県植樹祭において初の野生鳥獣対策を実施


 本年度で62回目を迎える県植樹祭(平成23年度ふるさとの森づくり県民の集い)が、塩尻市の高ボッチ高原において、「始めよう 命つながる 森づくり」をメインテーマに開催されました。
 当日は、小雨が降る中ではありましたが、約1,400名の県民、企業、団体の皆さまの参加により、ミズナラやトウヒの植栽が行われました。
 この地域周辺では、特にシカ等による鳥獣被害が多く出ているという事もあり、今回、県の植樹祭では初の試みとして、植樹作業と一緒に鳥獣被害対策のための保護ネットの設置も行いました。

【7月29日】「長野県森林づくりアクションプラン」を策定


 昨年11月に改定した「長野県森林づくり指針」に掲げる目指す姿のうち、特に重点的に取り組む事項の具体的な施策と目標を明らかにするため、「長野県森林づくりアクションプラン」を策定しました。
 プランでは、指針に掲げた3の基本方針に基づき、今後10年間で特に重点的に取り組む10項目の実行計画を策定しました。
 とりわけ、木材利用の促進による持続的な森林経営を目的に「木を活かした力強い産業づくり」に力点を置き、「素材生産量の増大に向けた搬出間伐の推進」に取り組んでまいります。

【8月31日】「林内路網整備指針検討委員会」を設置


 「長野県森林づくり指針」における素材生産目標75万m3を達成するためには、木材を効率的に搬出するための高密度な林内路網の整備が不可欠であり、この路網整備にあたっては、より効率的で林地の保全にも配慮した路網の配置計画を作成することが重要です。
 このため、本年度、県内の地形、地質、気象条件等の地域特性を踏まえて、林地の保全を確保し、生産性の向上を図るより効率的な搬出の作業システムを考慮した「長野県林内路網整備指針」を作成することとし、その内容を審議する「林内路網整備指針検討委員会」を設置しました。

【11月4日】森林づくりをテーマに「県と市町村との協議の場」が開催


 県と市町村が、対等かつ双方向な立場で、市町村に影響を及ぼす県の施策等について協議する「県と市町村との協議の場」が、「長野県の森林づくり」をテーマに開催されました。
 会議では野生鳥獣被害対策や森林税を活用した森林づくり等について活発な意見交換がなされ、市町村と県とのさらなる連携が必要な取組について再確認しました。
 さらには、12月12日に、国への要請が必要な事項について、阿部知事、母袋市長会長、藤原町村会長の3者が上京し、県関係国会議員などに要請活動を行いました。

「平成23年林務部重大ニュース」のホームページは こちら

<本件に関するお問い合わせ先>
林務部森林政策課企画係
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330
メール:rinsei@pref.nagano.lg.jp

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