信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

平成24年林務部重大ニュース(1/3)

<林務部プレスリリース>
12月28日にリリースした「平成24年林務部重大ニュース」を3回に分けて紹介するよ。

2月 長野県林内路網整備指針を作成
 林地の保全と木材搬出の低コスト化に向け、長野県の地形、地質、気象条件等を踏まえた路網配置・作設指針を作成しました。
 なお、策定に当たっては、有識者等による検討委員会を設置し、検討を重ねました。
http://www.pref.nagano.lg.jp/rinmu/ringyou/romoshishin/romoshishin.htm

3月1日 「県下一斉メスジカ捕獲強化期間」をスタート
 ニホンジカによる農林業及び自然環境への被害が深刻化する中、「県下一斉メスジカ捕獲強化期間」を設定し、個体数削減に効果的なメスジカの捕獲を積極的に進めました。結果、平成23年度の捕獲頭数は、目標の25,000頭に対し、実績は27,617頭(109%)となりました。
 今後も、被害軽減を図るため、適正な生息頭数を目指して、捕獲対策に取り組みます。

3月21日 松くい虫の被害対策に関する「長野県防除実施基準」を改正
 長野県森林審議会保全部会において、松くい虫防除のための農薬の空中散布について、住民と情報共有し、意見交換する「リスクコミュニケーション」の強化策などを盛った「長野県防除実施基準」の改正案が承認され、新基準の4月からの適用が決定されました。
 今回の改正は、平成23年に策定された「松くい虫防除のための農薬の空中散布の今後のあり方」の決定に伴うものです。
 この基準に基づき、空中散布の実施主体である市町村に対し、必要な指導や支援等を行っていきます。

3月26日 信州ジビエ研究会を設立
 山の幸と言われる「ジビエ」(野生鳥獣の肉)の普及を図ることを目的に、官民協働で「信州ジビエ研究会」を設立しました。 
 研究会では、信州ジビエのブランド化を目指して、狩猟や獣肉処理、調理の技術研修のほか、獣肉の流通の仕組みづくり、県民等へのPRなどの活動を行ってまいります。
●信州ジビエ研究会
 http://www.nagano-ck.jp/gibier/
●長野県ホームページ
 http://www.pref.nagano.lg.jp/rinmu/shinrin/04chojyu/14_riyo/gibi.htm

4月~ ツキノワグマの出没が相次ぐ
 本年4月からのツキノワグマの目撃数が1,600件を超え、統計を取り始めた平成18年度以降、平成18年度、平成22年度に次ぎ、3番目に多い年となりました。
 10月5日には、JR長野駅など長野市の中心市街地に、また21日には佐久穂町の保育園にガラスを破って侵入するなど、住宅地への出没が相次いで発生しました。
 今後とも、人身被害の防止と農林業被害の軽減を図るため、クマ対策員や被害対策チームを中心に、捕獲、防除、生息環境の各対策を総合的に進めてまいります。

4月1日 森林経営計画制度がスタート
 森林所有者や林業関係事業体の皆様が、一体的なまとまりをもった森林の施業や保全について5年を1期とした計画を作成する「森林経営計画」制度がスタートしました。
 計画の策定により、雇用安定、素材の安定供給につながり、電力の固定買取価格32円/kwの対象森林になるなど、森林の価値も高まるほか、森林の保全にもつながります。
 長野県の森林資源は着実に増加しており、育てる時代から活用する時代を迎えました。今後の林業にとって要となる制度になります。

<本件に関するお問い合わせ先>
林務部森林政策課企画係
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330
メール:rinsei@pref.nagano.lg.jp

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FAX:026-234-0330