来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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と、殿っ 倫敦?!ではありませぬぞ!〜霧の都(街)?? 松本?&たびのしおり?〜

おい〜す!!
今回は、サボテン🌵といす💺の方のあいさつ?で。
(イスをひっくり返した女の子は何代目?「みつけられた」かな?・・・小さなお子様を子育て中の方ならすぐわかるかも😄)

「おいっす!」だと、かつて20時から放送されてた「お化け番組」って呼ばれたあの番組の「ちょうさん」なので😅・・・土曜日つながりってことで・・・なんてな💦

あ、中の人の「ささささるさる🎋🐒」っす。

 

【黄砂と駅(きっぷ)のおはなし?】

今回は貧血気味の方にぴったりかも???・・・「鉄分かなり濃いめ」っす😅

ここ松本は北アルプスの眺めが抜群で、日々当たり前のように見ているが、3月末から4月中旬辺り(場合によっては5月頃まで)は黄砂がひどく、見えない日がちょこちょこと・・・💦
松本駅から見える風景もこんな感じになる😅

黄砂がひどいある日の松本駅アルプス口
アルプスの山々が全く見えまてん・・・💦

 

普段はこんな感じ
ちょっとガスってるが・・・😓

この黄砂、意外と古くから日本に到来していたようで、鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡」※に『泥の混じる雨』が降った記述があり、これについて、かつて(奈良時代)、『赤い雪』が降ったとされる例を挙げ、『泥の雨は初めてだが、そういうことも起こり得るのだろう』と述べられているそうだ。
時代を下り、江戸時代になるといろんな書物に「泥雨」「紅雪」「黄砂」など黄砂に関する記述が見られるそうだ。

もしかすると、松本城にいた「お殿様」も黄砂にまみれる松本の景色を眺めていたのかもしれない。

「霧の都」として有名なロンドンの霧の正体はスモッグらしく、これ自体、大気中に煙などが浮遊している状況を指すみたいなので、黄砂にまみれる松本も差し詰め「霧の都?(街?)」といってもいいかもしれない😅

アルプスの山々が映える景色の松本はもちろん素晴らしいが、この時期限定の黄砂で霞む松本もまた、一興ではないかな・・・と😅

🐒🐒🐒🐒 「さ」がやたらと多いさる🐒の余計な?おはなし 🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒
※『吾妻鏡』とは鎌倉時代に成立した歴史書で初代将軍源頼朝から6代将軍(宗尊親王)までの将軍記
「四鏡」と呼ばれる「だいこんみずます(し)」(『大鏡』『今鏡』『水鏡』『増鏡』)には入らない・・・この辺の詳しいおはなしは国語の先生に聞いてみよう😃🧑‍🏫
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さて、今年3月15日から篠ノ井線全線でSuica(果物じゃなくて・・・野菜🍉でもなく 交通系ICカード🐧)が使えるようになった。
以前は、篠ノ井線の松本駅から南(〜塩尻駅)で使えたが、北(〜長野駅方面)ではそれがなかった。

今まで長野方面にはわざわざきっぷ🎫を買う必要があったが、Suicaが使えるようになってかなり便利になった。

Suica利用開始時の長野駅在来線改札 こんな案内が掲示された

ようやくSuicaが使えるようになった長野駅在来線改札口

 

反面、旅慣れた方にはよく知られている話だが、3月14日以前だと例えば新宿から長野(松本駅経由)へ行く場合、新宿〜長野間は287.8kmのため、有効期限※が3日かつ途中下車※が可能な切符となるため、新宿から松本へ「特急あずさ」で移動し一泊してから長野へ移動といったことが一枚の切符で可能だったが、Suica導入後の3月15日以降はこれができなくなった。

このカラクリは、3月15日以降松本以北の篠ノ井線と信越本線の長野まで及び大糸線の穂高までがSuica導入により「大都市近郊区間※」に組み込まれたため、この区間のみを通る乗車券は距離や運賃に関わらず途中下車が出来ないルールが適用されたためだ。

🐒🐒🐒🐒 「さ」がやたらと多いさる🐒の余計な?おはなし その2🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒🐒
「有効期間」・・・乗車券(切符)は1日限り有効の例外ケースを除き、乗車券の全区間の「営業キロ」を200で割り小数点以下を切り上げ1を足すもので200キロごとに1日ずつ伸びる(営業キロ101km以上200kmまでのものは2日間有効となり、これに基づき新宿長野間を計算すると3日となる)

「途中下車」・・・文字通り乗車券の区間内で改札口から一旦出ることで、営業キロ100キロ未満の普通乗車券はできないが、それを超える乗車券だと基本的に『後戻りしない』限り乗車券の有効期間内なら何度でもできる
ただし、大都市近郊区間のみを通る乗車券は営業キロに関わらず途中下車はできない。

「大都市近郊区間」・・・乗車経路に関わらず最短経路で運賃を計算するエリアで、東京、仙台、新潟、大阪、福岡で設定されており、Suicaが導入されている長野県内各駅は東京近郊区間に組み込まれている。
『みどりの会社』では、Suica使用可能なエリアは全て近郊区間となっている。
これは運賃を下車時に引き落とすICカードの特性上、乗車経路の特定が不可能なため、近郊区間ルールを準用し、Suicaエリア=近郊区間としたことによるそうだ。

この辺りの詳しいおはなしは駅員さんに聞いてみよう🚃
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Suicaが利用可能となった長野駅(在来線)ではかつて「みどりの会社」がSuica導入時に流していたCM(長野県では流れてなかったかも💦)のようにペンギン🐧の被り物したおじさんが使い方教えてくれる事はなかったが・・・😁

初期のSuica
ペンギンのイラストが今とちょっとちがう🐧

当時のCMコピーの言葉を借りれば、「タッチ&ゴー」で篠ノ井線全線及び大糸線の穂高まで利用可能となり、さらに気軽に松本方面へ旅行がしやすくなったので、ぜひお試しあれ🚃

Suica導入前の定期券(マルス券タイプ)
ペランペランだが金額が金額なので落とすととっても痛い😓

Suica型の定期券
よく見ると初期型と少しデザインが変わっている🐧

松本駅電光掲示板もICカード使用可能区間が表示されるようになった。

篠ノ井線長野方面の電光掲示板                      SuicaなどのICカードが使えるかどうか掲示されるようになった💳

来週こそいい週でありますように・・・・おやすみなさい🚬

三面記事?がお好きな方には懐かしいフレーズかも😁

・・・へっちゃまげな😕

 

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