こんにちは。商工観光課の半リンゴです。
前回の投稿では「ちくほく鉄道巡りスタンプラリー」にゆるーく参加してみた様子をお伝えしましたが、その後、相方さんも誘い2回に分けて筑北村を再訪し、スタンプラリーの続きを楽しみました。
この機会がなければ知ることがなかった、なかなかの「エモい」スポットに巡り合えたので、スタンプラリーの期間は終わってしまいましたが、この機会に少し紹介させてください。
初回はJR篠ノ井線の冠着駅に近いエリアを回りましたが、2回目は西条駅エリアからスタートしました。
まずは、旧篠ノ井線の「小仁熊トンネル遺構」です。
入口を塞ぐ扉の隙間から、ひんやりとした空気が漏れてきて、まるでトンネル内に時間の流れが閉じ込められているかのような神秘的な雰囲気がありました。
続いて、「大滝」です。
筑北スマートIC近くの道路から階段で渓谷に降りることができ、渓谷を渡る橋から高さ8mほどの流麗な滝の姿を間近にのぞめます。
上の2箇所については、こちらの記事でも紹介されています。
次に向かったのは、坂北駅エリアの「大切通し」です。
天正8年(1580年)に青柳地区の岩山をきり開いたもので、道幅3.3m、長さ26m、高さ6mほどとのこと。開通により街道の往来が楽になり、とても喜ばれたのでしょうね。
江戸時代に作られたとされる観音像が点在しているのも大きな鑑賞ポイントです!
さて、日を改めて3回目のスタンプラリーは再び冠着駅エリアです。
こちら、石神仏が大好物な相方さんが一番の楽しみにしていた「追沢観音群」です。
雰囲気ある古木の根の向こうに観音様たちのお姿が見えてきます!
様々な表情の観音様が居並んでいます。
この大きな碑は、坂東三十三番札所観音像を一体ずつ刻み込んだものだそうです。
この地で健康や豊作繁栄を祈りながら暮らしを営んできた人々の気持ちが伝わってくるのを感じます。
最後にこのエリアから、スタンプラリーのテーマである「鉄道巡り」らしく、JR篠ノ井線を走る列車の姿を写真におさめてみました。
ちょうどお米の収穫シーズンでしたので、このようなすてきな風景に巡り合えました。
さて、いつも詰めが甘い私。今回のスタンプラリーも、残り1つのチェックポイントを残したところで時間切れとなり、完走できずじまいに終わりました
イベントの賞品もゲットできなかったのですが、これまで知らなかった筑北村の見どころをたくさん知ることができて、気持ちの上では大収穫のスタンプラリーとなりました!
またぜひ季節を変えて再訪したいと思っています。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
松本地域振興局 総務管理課
TEL:0263-40-1955
FAX:0263-47-7821