こんにちは!計量検定所のN2です。
春らしい陽気になってきましたね。
標高約1,500mの上高地では5月中旬になると、ニリンソウの大群落が入山者を魅了します。
上高地全域で見られますが、梓川沿いの明神や徳沢周辺などの群落は見ごたえ抜群。
過去写真とともに、主に徳沢の様子をご紹介します。
マイカー規制のある上高地、バスやタクシー、徒歩などでの入山となります。
風光明媚な河童橋を堪能した後、明神(河童橋から徒歩約1時間)、徳沢(同約2時間)を目指して梓川沿いを上流へ向かいます。
梓川左岸沿いの歩道はほぼ平坦で歩きやすく、新緑の木陰が続く心地よいコースです。
道端の所々に咲くニリンソウに、心が弾みます。
河童橋から徒歩約2時間で徳沢に到着。
ニリンソウの大群落がお出迎えしてくれます。
白い花弁に見える部分は、実は萼片なのだとか。
⇓ここで私的ニリンソウお楽しみポイント⇓
①「幸せになれる」? 緑色のニリンソウを探そう
②ニリンソウの花弁(萼片)の枚数って何枚?
①「幸せになれる」? 緑色のニリンソウを探そう
「見つけたら幸せになれる」といわれる緑色のニリンソウが、ごくまれに混生しています。
葉の緑色に紛れて見つけにくいですが、目にしたときの喜びはひとしお。
四つ葉のクローバー感覚です。国立公園のため、採取はお控えくださいね。
緑色に白いふちの萼片もあったり。
色合いの多彩さに驚かされます。
②ニリンソウの花弁(萼片)の枚数って何枚?
萼片?5、6枚でしょ?
…と思いきや、5枚だったり8枚だったりと、かなりバラバラ。
遺伝的要因なのか、環境なのか。
10枚以上という強者?もいるらしいので、いつか発見してみたいです。
河童橋~徳沢は往復4時間かかります。
時間的に無理!という方は、河童橋近くの小梨平キャンプ場にも群落があります。
ご自身のスケジュールや体力と相談の上、上高地の遅い春をご堪能くださいね。
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