2016.06.15 [ その他 ]
黒毛和牛のセリが行われました
木曽地方事務所のYKです。
6月9日に、木曽町にある長野県中央家畜市場に行ってきました。
ここは、長野県で唯一の肉用牛の市場で、年に6回、主に黒毛和牛の子牛のセリが行われているそうです。
市場についたら、まず入口で防疫のための消毒です。靴にカバーをかけ消毒液に浸します。道路との境には石灰が撒かれています。
セリの前に子牛の共進会(品評会)が開かれていました。雌牛の最優秀賞がこの牛です。
今回は、約330頭が取引されるということで、会場は、牛と、売り手の農家さんとバイヤーさん、その他畜産関係者でにぎやかです。
セリが始まる前に、バイヤーさんたちが狙った牛の状態をチェックしています。
子牛といっても体重は300キロ前後で、結構な迫力です。
牛たちを見ていると、ついあの歌の歌詞が頭に浮かんできて口ずさんでしまいます。 「ドナ ドナ ドナ ドナ~ ある晴れた昼さがり 市場へ続く道 荷馬車がゴトゴト 子牛を乗せてゆく・・・」
セリの準備が始まりました。牛たちは1頭づつ体重をはかり、出番を待ちます。この子は343キロ。
セリ場に引き出された子牛一頭一頭に値がつけられセリ落とされていきます。
ちなみに、雄牛(去勢)と雌牛とではどちらの値が高いと思いますか?(答えは最後に)
セリの仕組みは、まず最低価格が設定されていて、そこから買手(バイヤー)が手元のボタンで値段を釣り上げていって最後に値をつけた人がセリ落とすということだそうです。
この牛は、30万円から初めて64万円で競り落とされました。
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