2024.11.05 [ その他 ]
木曽路を歩く③(贄川~奈良井)
総務管理・環境課のとうふです。
シリーズ「木曽路を歩く」、こんなシリーズがあったことを覚えていますでしょうか?
やっと進捗が生まれてきたので、投稿再開です。
第三回となる今回は、贄川駅から奈良井宿までを歩き、要所要所をレポートします。
出発地の贄川駅。前回と重複区間となるので、贄川宿は省略します。
宿場を出てすぐ、国道に出ます。
国道沿いにあるのが、「贄川のトチ」(天然記念物)です。
隣に立っていた解説板には「樹齢約1000年、県内最大のトチの木」とありましたが、
今年の6月に大枝が折れてしまったようです。
上の写真は5月下旬に撮影しているので、くしくも折れる直前の写真となってしまいました。
国道をしばらく歩くと、擁壁上に設けられた歩道へ誘導されます。まさかここに歩道があるとは。
その先は草道です。今回レポートする中では、旧街道らしい雰囲気を味わえる貴重な区間です。
押込(おしごみ)一里塚跡。江戸から63番目です。
現在、周囲は畑になっています。
「道の駅木曽ならかわ」
道中の休憩ポイント。館内は地元の農産物のほか、木曽漆器の展示や販売が充実しています。
ここが「木曽漆器」の一大生産地、木曽平沢地区の入口とも言えます。
草道その2。今回最後の草道です。
「中山道石垣」が残っているのが個人的に嬉しいです。
当時の中山道は、場所によっては石垣で道の脇を固めていたのかもしれません。
漆の里、木曽平沢地区。
近世の木曽漆器生産地としての町並みが残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区に
指定されています。
国道や電車からはあまり見えませんが、趣のある街道が数百メートル続きます。
地区に隣接するJR木曽平沢駅には、木曽漆器の展示コーナーが設けられています。
また、漆塗りの額に飾られた写真も見ることができました。
木曽平沢地区を抜けると、中山道は国道19号へ合流します。
しかし、私がお供にしている木曽観光連盟様のガイドマップでは、奈良井川沿いの道が快適とのこと。
私もそちらを歩くことにしました。
奈良井宿まで川沿いを歩きます。
確かに国道より気持ちよく歩くことができます。
この川の対岸に64番目の一里塚跡があるようなのですが、林の中で発見できませんでした。
この記事のゴール、奈良井駅に到着です。
この先が、約1kmにわたって続く奈良井宿になります。
今回の歩行記録です。(奈良井宿の散策が一部含まれています。)
約10㎞、3時間の行程でした。
この区間は道中に道の駅などの休憩場所が多く、大変歩きやすい道でした。
町並みも美しいので、散策にはおすすめできる区間だと思います。
次回は奈良井宿編です。ぜひこの記事と合わせてご覧ください!
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