2022.05.25 [ その他 ]
しあわせ信州移動知事室「地域医療についての意見交換」を行いました!
木曽保健福祉事務所のOです。
5月19日(木)、20日(金)、木曽地域では3回目となる「しあわせ信州移動知事室」が開催されました。
木曽保健福祉事務所では「地域医療についての意見交換」を木曽合同庁舎で実施しました。
参加者は次のとおり
阿部長野県知事/ 宮島木曽保健福祉事務所長/ 木曽医師会長 田澤秀夫様/ 長野県立木曽病院長 濱野英明様/ 副院長兼看護部長 赤堀由可利様/ 木曽町保健福祉課主査 上田尚美様/ 王滝村福祉健康課長 西村久美様/ 信州木曽看護専門学校副学校長 中島ひとみ様/ 在校生 松原萌香様、三石くるみ様
最初に阿部知事から「県民が安心して暮らすためには、医療体制の充実は重要」との挨拶の後、事務局から管内概況について説明があり、意見交換に入りました。
<テーマ1:病院・診療所の地域医療の取組>
田澤会長から「木曽病院がないと地域医療は成り立たない。安心して暮らすためには、木曽病院が充実し、若い医師に来てもらえると大変助かる」とのお話がありました。
また、濱野院長から、木曽病院における医師確保の方法や、人口減少を踏まえた木曽病院の将来像について検討すべき時期にきているとのご提案をいただきました。
<テーマ2:看護師の育成と地域定着の取組>
中島副学校長から、信州木曽看護専門学校における教育進路指導について説明があり、「木曽病院をはじめとする木曽地域の皆様の支えもあり、木曽地域に残って働きたい気持ちが、生徒に芽生えている」との話がありました。
また、赤堀看護部長から「近県を含め、奨学金制度を幅広くPRすることが看護師の確保に繋がる」との提案がありました。
看護専門学校3年生の松原さん、三石さんから、木曽病院への就職志望動機について説明があり、知事から「木曽の皆さんのために活躍してほしい」とエールが送られました。
<テーマ3:保健師活動>
木曽町の上田保健師から、郡内での保健師活動の連携や、顔の見える関係づくりの大切さについて話がありました。
王滝村の西村課長からは、保健師が不在であった時期の苦労や工夫について話がありました。
最後に知事から「今後の地域社会で不可欠な要素は、医療と教育であり、安心して医療を受けられる環境があることが、人が住み続けられる要件」との話があり、意見交換は締めくくられました。
木曽保健福祉事務所では、いただいた貴重なご意見、ご提案を踏まえ、木曽地域の皆様が安心して暮らし続けられるように鋭意努めてまいります。
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