2018.11.22 [ その他 ]
林務課の日常16~木曽青峰高校の生徒さんによる緑の募金~
みなさん こんにちは。
林務課のAです
林務課にあります木曽郡緑化推進委員会から
うれしいご報告です
11月中旬、木曽町にある木曽青峰高等学校の
環境福祉部のメンバー13名が
木曽地域振興局の林務課に来て、
緑の募金をされました。
部長さんから 林務課長へ募金が手渡されました。
募金額は 21,802円。
これは 2月の専門科展や7月の文化祭で
地道に校内を回って 集めたものだそうです
たくさん集めていただいた生徒さん方、
また、募金していただいた皆様に感謝です
ありがとうございました。
緑の募金は、
山の木が戦争でたくさん使われ、荒れた山を早急に元に戻すため
昭和25年に始められました。
また、同年から全国植樹祭も行われるようになりました。
その後、平成7年に「緑の募金法」が制定され、
緑の募金は 法律に基づいた募金へと変わりました
募金は 各町村で集めていただき
木曽郡緑化推進委員会でまとめられ、
それが長野県緑の基金へと送られる仕組みですが、
募金額のおよそ8割が 集めた地域に戻ってくるようになっています。
地元での募金が多ければ多いほど、
地元への還元が大きくなるのです。
昨年に募金していただいたものは、
木曽郡で 以下のように活用されました。
木曽郡植樹祭
平成30年5月に大桑村にて、木曽川下流域のみなさんをはじめ
およそ600名の方々が参加をし、コナラやトチノキなどの植栽を行いました。
木曽地区みどりの少年団交流集会
平成30年7月に王滝村にて、木曽郡内の小中学生およそ100名が集い、
活動発表、木工工作、クイズラリーなどを行い、
各少年団の交流を深めました。
絵本原画展の開催
上松町出身の絵本作家、藤岡牧夫さんによる「森のくまさん―木曽物語」の
原画展を木曽町文化交流センターで開催し、
木曽地域の森林や自然の大切さを町内外の方々にPRしました。
このように、みなさまにご協力いただいた緑の募金は
木曽地域の緑化推進に大きく寄与しています
実際に募金を行った生徒さんたちからは、
「先生、生徒、来場者が募金してくれてうれしかった。
恥ずかしさもあった。」
「声をかけた時にいろんな人が募金してくれてよかったし、
たくさん集めた募金が役に立つのはうれしい。」
「積極的に文化祭などで募金活動をできてよかった。
すっと募金をしてくれる方が多くてうれしかった。」
との声があがりました。
今回訪れていただいた生徒さんのうち、
およそ3分の2が 子どもの頃にみどりの少年団の経験があるようで、
小さい頃の経験が大きくなって 活かされていることに感動しました
環境福祉部は、授業外に活動を行っています
今回のような緑の募金活動の他にも養護学校を訪問するなど、
幅広く活動されているようです。
生徒のみなさん、本当にありがとうございました。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
木曽地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0264-25-2211
FAX:0264-23-2583