2016.08.12 [ 自然・名水・秘境 ]
「御嶽山」に登る!(後編)~ 御嶽ブルーとチョコケーキ♪
みなさん、こんにちは~! 会計センターのサイクリストKです。
前回に引き続き、「御嶽山」周辺の現在の様子をお伝えします。
黒沢口登山道から、二ノ池~サイノ河原~摩利支天山と歩いて、御嶽山域の北側へやってきました。摩利支天山を下ると眼下に「五ノ池」と「五ノ池小屋」が見えてきます。小屋のすぐ上にある丘が「飛騨頂上」、背後の山が「継子岳」です。これから、この山域をぐるっと一回りするのです。
「五ノ池小屋」へやってきました。ここではお楽しみがあります・・・「スイーツ」休憩なのです♪ 山小屋のショーケースには「チョコレートケーキ」が。山小屋の薪ストーブで焼いた、手作りケーキです。外のテラスで摩利支天山を眺めながらいただきました。ケーキが山の形に見えたりして・・・、山の上でいただくスイーツは絶品ですよ~♪(チーズケーキもありました~♪)
至福のスイーツ休憩の後は、山小屋の上にある「飛騨頂上」に登り、そこから「継子岳」に向かって尾根歩きを始めます。
青空と白い雲、ハイマツの緑が鮮やかで良い眺めです。あまりに気持ち良かったので・・・、ちょっと跳んでみました!(笑)
遠目には緑いっぱいの尾根に見えましたが、登山道沿いには大きな石積みが所々に現れます。すべての石が上に向いて立っているような場所もあり、不思議な光景でした。
間もなく、御岳山域の北端「継子岳」の山頂に到着です。継子岳周辺は、登山道沿いに「コマクサ」の広大な群生地があります。可憐なピンクの花を付けたコマクサのお花畑の中を歩く、見晴らしの良い「天空の散歩道」です。
継子岳から西へ向かい、尾根の終点「Ⅱ峰」までやってきました。目の前の窪地が「四ノ池」、その先には摩利支天山、剣ヶ峰の稜線がよく見えます。振り返ってみると、けっこう長い距離を歩いてきましたね・・・。
尾根から窪地へ下って「四ノ池」から周囲を眺めます。継子岳の尾根に囲まれた広い緑のスペース、現在は池では無く、湿原になっていて、中央を小川が流れています。川のせせらぎが聞こえ、高山植物が咲き、険しい山並みの剣ヶ峰周辺とは対照的な穏やかな景色です。
「四ノ池」から再び山を登り、尾根へ上がると、目の前に青く美しい池が現れます。これが「三ノ池」です。。
藍、蒼、青、御嶽ブルー・・・なんと表現したら良いのか、うまい言葉が浮かびませんが、素晴らしい眺めです。池を眺めながら、周囲の尾根をぐるりと回って、池の畔まで降りてみます。横から見ると、透き通った透明な池でした。涼しい風が吹いていて癒されます。御嶽山へ登ったら、この池は必ず見ておきたい絶景スポットです。
さて、この日の予定はこれですべて終了、ここから登山口まで引き返します。
三ノ池から八合目の女人堂までは、山の斜面に巻道(三ノ池ルート)があり、ちょうどこの週に開通したので歩いてみます。山の斜面を横切るように、登山道が真っ直ぐに延びています。
帰りはずっと下り坂で楽に見えたのですが、実際、歩いてみると、川の横断あり、崖下の狭い道ありと、アップダウンを繰り返す変化に富んだ登山道、思ったよりも疲れました。
何とか八合目の女人堂に戻り、ホッと一息。少しガスがかかってきた山頂に向かって、御嶽山周回登山が無事終わったことへの感謝の気持ちを込めて手を合せます。少し休憩してから六合目の登山口まで降りて、距離約16km、8時間30分の行程が終了しました。
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