2022.06.01 [ 自然・名水・秘境 ]
御嶽山の三ノ池でドラゴンアイ出現?
農地整備課の中年Yです。
5/28(土)、木曽町の開田口から御嶽山飛騨頂上(標高2811m)まで行ってきました。
この日は3時過ぎに飯田を出発し、木曽町開田高原にある開田口(四合目)に6時に到着。登山口にあるポストへ登山届を入れて出発。
【写真左にあるのが登山ポスト】
このコースはアプローチが長いため、入山者が少なく静かな山旅が味わえます。登山口から少し進むと鳥居があり、水場がありました。ここから三ノ池まで水場はありません。
登山道脇にはバイカオウレンが可愛らしい花をつけていました。
苔むした樹林帯を抜けると、七合目の避難小屋跡に到着。六合目を過ぎたあたりから残雪があり、ここから先は雪渓が待っていました。
急斜面なのでアイゼンをつけ、同行した息子とザイルで結び、ピッケルを片手に進みます。
途中にぽっかりと穴が開いている箇所もありました。
長い雪渓を登り切ると雪解けが始まったばかりの三ノ池が眼下に現れました。もう少し雪解けが進むとドラゴンアイと呼ばれる青い瞳が現れます。
飛騨頂上手前の尾根から御嶽山剣ヶ峰(標高:3,067m)を望むことができました。
【写真左奥の高いところが剣ヶ峰3067m、手前が三ノ池】
こちらが飛騨頂上です。とても寒かったです。
自家製の朴葉巻を一度奉納してから、おろして食べました。
山頂付近は「えびのしっぽ」で覆われていました。
飛騨頂上近くから眺めた三ノ池です。
三ノ池まで下りると、竜神様が祀られていました。ドラゴンアイと言われる所以ですね!!
それにしても、美しい青です!!雪とのコントラストが何とも言えません。
お土産に不純物がほとんど無く何年も腐敗しないといわれる御神水をいただきました。
帰路は慎重に雪渓を下りました。
下山後、御嶽山を一望できるやまゆり荘(入浴料:500円)で冷えた体を温めました。
現在、御嶽山は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)です。火口域から概ね1km以内は立入規制となっています。
また、残雪期は登山道も雪に覆われて判りにくいうえ雪渓を上り下りするにはしっかりした装備が必要ですので、入山する際はルールを守って楽しんでいただければと思います。
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