2014.09.17 [ 歴史・祭り・ひと ]
御嶽山の火祭り
毎年8月7日、道の駅木曽福島の木曽川を挟んだ対岸にある御嶽山木曽本宮と、御嶽山の王滝頂上・八丁だるみの大御神火祭斎場の2か所で、御嶽山大御神火祭が執り行われます。
まずは昼間、同じ日の開催となった「御嶽山美化清掃」に参加して、田の原から王滝口から王滝頂上へ。
八丁だるみにある大御神火祭斎場(右)とまごころの塔(左)。ここで夜、お焚き上げが行われます。
さて、下山して日も暮れた頃、今度は火祭りのメイン会場木曽本宮を訪れます。
円形に組み積まれた斎木(護摩木)。
その数、数十万本! ここに火が投じられ火柱が上がるのです。
時刻は9時を回った頃、
”エイ、エイ、オー!” の掛け声とともに着火。
50メートルほども離れているのに、火炎のあまりの熱さに耐えきれず、後退。
狛犬様もさぞや熱いことでしょう。
(写真をクリックし拡大してみてください)
着火後5分ほどで円形に積み上げた斎木の壁が崩壊。もの凄い火の勢いです。
祭典はまだ続いていましたが、早朝からの不慣れな登山の後で、さすがに疲労困憊、
このへんで会場を後にしました。
荘厳な火祭り。その猛火の迫力は、一見の価値ありです。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
木曽地域振興局 総務管理・環境課
TEL:0264-25-2211
FAX:0264-23-2583