2021.05.25 [ 自然・名水・秘境 ]
シャクナゲの季節です!!(南木曽町 南木曽岳)
農地整備課の中年Yです。
5/23(日)、娘を連れて南木曽岳(標高:1,676m)へ行ってきました。
自宅の飯田を8:40に出発。9:40に南木曽町蘭(あららぎ)キャンプ場から少し奥に入ったところにある麓の駐車場に到着です。
初めてきましたが、人気の高さに私の期待も高まります。2か所ある駐車場はすでにいっぱいでした。
そこで、来た道を少し戻って、駐車スペースに止めていざ出発!!
登山口には立派な看板や避難小屋、トイレがありました。
登山口と書かれた看板に従って歩き始めました。
一度、林道に出てから再び登山口の表示があり、ここからが本格的な登山の開始です。
中腹から頂上にかけては、木で作られた梯子が多く、登山に不慣れな娘は「大変だった!」と言っていました。
標高1,300m位を過ぎてからはキョウマルシャクナゲの木が目立つようになり、赤い蕾を付けた株もありました。
※木の本数の割に、蕾を付けた株は少ないです。(当たり年と裏年があるので、今年は裏年なのかもしれません)
歩き始めてから約2時間。11時50分に頂上到着。頂上は木々に囲まれており、展望は効きません。
この山は、周回できるようになっており、案内板に従って、登った道とは別の道を辿って下山にかかりました。
頂上から15分進むと、赤い屋根の小屋とその向こうに中央アルプスの峰々が現れました!!
静かな佇まいの中、何とも気持ちのいい景色です。
小屋の横には立派なトイレもありました。なお、小屋は避難小屋で無人です。
展望台ではベンチもあり、くつろいでいる登山客もいました。
こちらが展望台からの眺めです。真正面(北側)には中央アルプスを遠望できます。
そして、西側に目をやると木曽を代表する御嶽山、その右手には乗鞍岳、そして遠くには北アルプスも見えました。
昼食後、展望台から少し下ったところにある岩にはアカヤシオがかろうじて残っており、はるか向こうに恵那山が見えました。
それにしても巨岩が多い山です。以前、屋久島に行った時に見た風景が頭をよぎりました。
枯れ木のある風景もさまになっています。
周回し、来た道を振り返ると、頂上避難小屋(赤い屋根)と御嶽山が見えました。
下る途中、登山道脇へ少し入ったところに摩利支天と呼ばれる岩場があり、岩に上ると頂上を見渡せました。
また、南に目をやると蘭(あららぎ)の集落が見えました。
下山途中、登山道脇でキョウマルシャクナゲが艶やかな花をつけていました。
南木曽岳の稜線をバックに咲く姿は何とも言えないですね!!
初めての南木曽岳でしたが、屋久島の風景を彷彿させる巨岩の景色とシャクナゲの自生、そして静かな佇まいの頂上避難小屋周辺の展望台に大満足の1日でした!
※屋久島に自生しているシャクナゲはヤクシマシャクナゲですので、南木曽岳に自生しているのものと種類が異なります。
ありがとう!!南木曽岳。
※地図は南木曽町蘭キャンプ場奥の蘭駐車場を指しています。
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