2019.09.20 [ その他 ]
わんこと巡る木曽の旅(南木曽町編)
こんにちは。中信県税事務所木曽事務所のMです。
今回は南木曽町編をお届けします。
南木曽町と言えば妻籠宿や田立の滝が有名ですが、今回のスポットは夜に訪れる場所です。
9月13日と言えば...そうです、中秋の名月。
木曽八景の一つに「与川の秋月」があり、毎年南木曽町与川地区にある古典庵(こてんあん)跡の広場で、地元の方々により観月会が開催されています。
今年は天候が曇りでお月様が顔を出してくれるが心配でしたが、晴れることを信じ、愛犬momoを連れて南木曽町へ向かいました。
南木曽町に着いたのは夕方5時頃。まだ観月会まで時間があったので、先ずはmomoの散歩を兼ねて南木曽駅近くにある「桃介橋」を訪れました。
桃介橋は別名「桃の橋」と呼ばれる国の重要文化財です。木曽川の水力発電開発に尽力した大同電力(社長は福沢桃介)が読書発電所(大正12年完成)建設の資材運搬路として大正11年に架けたものです。
ももつながりで
近くで見ると歴史の重みを感じる見事な橋です
前回の吊橋の後遺症か、渡れず...すまん!
momoを抱えて橋を一往復したところで、古典庵跡地に向かいました。
国道19号を北へ戻ること数分、与川渡橋を渡って右折し、山道を登ります。
山道を10数分登ると、視界が開け、集落に入りました。
古典庵の場所はのぼり旗からすぐわかりましたが、上り口がすぐにわからず、通り過ぎてしまいました。
戻って南側から少し細い坂道を上っていくと、6時前に無事駐車場に到着しました。
(後で、北側から簡単に入ることができるルートがあることを知りました。)
丘の上が古典庵跡地
古典庵跡地に続く坂道を歩いていると、観月会開始の挨拶が聞こえてきました。
良寛さんの歌碑の案内板。古典庵跡地には歌碑があります
会場に着くとブルーシートの上に板が敷かれ、前の席ではすでに宴会が始まっていました。
momoの分もあるよ(ドッグフード)
会場では地元の方々が焼き鳥やおでん、豚汁、炊き込みご飯などを販売していたので、月が出るまでの腹ごしらえに幾つか購入。
炊き込みご飯がなかなか美味しい!
日が落ちると少し涼しくなったので、豚汁で温まりました。
会場には海外からの観光客の団体もいました。
7時前に少し空が明るくなってきたとのことで、提灯の明かりを消灯。
しかしまだ雲に隠れていて月は見えず。
少し不安になりかけていたところ徐々に月が現れ始め、会場の皆さんも徐々に興奮!
7時半頃に漸く丸い月が顔を出し、会場からは大歓声!
ここで俳句を一句、とはいきませんでしたが、中秋の名月を堪能いたしました。
海外の観光客も帰りのシャトルバスの時間までに無事見ることができ、良かった、良かった!
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